●ピアノ演奏法の基本とは?

o0200028612517076205

ピアノ演奏法の基本
「美しい音をひくために大切なこと」

中山靖子著

・目次

第1章:美しい音のために
 **ひとつの美しい音
 **レガートとスタッカート
 **さまざまな奏法

第2章:正しく演奏するために
 **本質的な事柄について
 **ピアノを学ぶということ

第3章:ピアノ演奏の伝統について
 **私の師事した先生たち

・美しい音をイメージする

 

 
ピアノ以外でも、声楽の正しい発声法は、
体を力んで声を絞り出すことではありません。

良い発声とは、おなかと胸の深いところから出た息が
声帯を自然に振動させ、鼻の奥を通して
頭の方へ共鳴させた時に生まれるものです。

ピアノを弾く場合にも、ただ一音の発声法とも
言うべき発音法から始めて、その後、細かい事を
覚えて行く方法が良いのだと思います。

ピアノは鍵盤を押せば「音」は出ますよね。

でも、考えなしに、音のイメージを持たずに不用意に弾いてしまうと、美しい音が出ることも
あるかもしれないけれど、それは「まぐれ」で、時に汚い音も出ます。

どんな音が欲しいのか、ということをイメージするのは凄く大事だと思います。

この項には、「作曲家にふさわしいタッチのイメージ例」の図が載っています。

・タッチの際に気を付ける3つの事

1. タッチする前(指が鍵盤に触れるその前)
2. タッチの瞬間
3. 指が鍵盤を離れるとき

たくさんの写真が掲載されており、詳しく説明されています。

1.の「タッチする前」に気を付けるべき筆頭は、
「深く息を吸って上体をリラックスさせる」ことでしょう。

2.の「タッチの瞬間」、この根本の動きは
「手の自由な落下」だと書かれています。

自分の事は、意外とわかりにくいように思います。

私もよく、師匠から「ただ腕を落とすだけ」と言われたものです。

しかし、自分ではただ落しているだけのつもりでいても、どこかに余計な力が入っているのも、よくある事ですね。

指摘されないとわからない事って、ありますね。

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

他にも様々な事が細かく説明されていますが、ここで語るのはやめておきます。

写真や図、楽譜例がふんだんに掲載され、とてもわかりやすいです。

正しい座り方に始まり、様々なタッチの方法、音色の作り方、譜読み、暗譜の仕方、練習方法など内容は多岐に及んでいます。

しかし、本は厚くはなく(どちらかと言うと、薄い)、実に読みやすい。

学習者の方も、指導者も、気になる方は是非、手にとってご覧ください。

お読みくださり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

◆ARAI CHIHIRO PIANO LESSON(荒井ピアノ教室) クラス・メニュー

香港教室*毎週の定期レッスン
香港教室*3〜4歳ちゃんのためのプレピアノ・クラス開講
香港教室*単発レッスン
香港教室*平日午前の主婦クラス
香港教室*自宅にピアノがない方のためのレッスン
香港教室*土曜午後限定 月2回コース

東京レッスン(毎月一回)
Skypeレッスン(世界中どこからでも♪)

投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。