● ハノン「第20番」を、小2ちゃんと連弾

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記録です。

小2のSちゃん、「こどものハノン」の第20番まで進みました。
「こどものハノン」は、20番までで、あとは音階集になります。

この20番までは、標準番ハノンと同じで、ただ、子供用に音符を見やすく大きくしてあって、音域が1オクターブになっています。

ハノンを使う事には、いろんな考え方があると思います。

私も、相手(生徒)の様子を見て与えたり、与えなかったりで、必須ではありません。

ただ、与えてきて思うのは、ハノンはやさしくない、という事です。

器用な子供達や、我々講師・演奏家なら、「弾くだけ(音を並べるだけ)」なら、ハノンほど簡単なものはないかもしれません。

でも、ハノンは、あらゆる意味で、とっても難しいです。

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手の小さな子供達にとって、まず難関は、指使いです。

ハノンは、一つの音型を1小節ごと、二度ずつ上げていく、シンプルな作りですね。

しかし、練習曲によっては、右手と左手で、対象となる指使いを「しない」ものがあります。

例えば「ドミソラ」と弾く時、右手は「1-2-4-5」です。
もし、対象の動きなら、左手は「5-4-2-1」になるはず。
でも実際の左手は「5-3-2-1」です。

何故その指使いなのか?というのは、長らく学習してきた方や講師・演奏家なら、理解していると思いますが、一番「広げやすい指」は、「1と2」だからです。

手・指を、鍵盤上に置いて、なるべく自然に、無理のない指を使っていきます。

しかし、小さな子供達にとっては、これは簡単じゃない。

もちろん、頭で理解したらすぐに実行できる子もいます。
でも、全員がそうではないし、出来るようになるのにかかる時間は、本当に、「その子(人)」によって、違います。

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どうしても、その指使いじゃないと、ダメなのか?

という話も出るでしょう。

わかります。それは、これから向き合ういろんな曲で、常に考えなければならない事です。

しかし、ここは「自然に指を使う」事をまず、わかって、出来るようにするため、譲れません。

ハノンで指使いが正しくとれないなら、合格にはなりません。
(本音では、もっと違う基準で「はなまる~」か「もう一回!」とか、判定したいのですが、
 それ以前のお話です。)

様々な曲を弾いていくと、左右対称の指使いが出てくる事ばかりじゃ、ありません。
だから、そのフレーズを弾くのに正しい(より相応しい)指使いを、とっさに判断して指先に伝える、という流れを作ってもらいたいのです。

これが一つ。

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非常に長くなりそうなので、その他の事は、また次にハノンの連弾動画を載せる時にでも、お話できたらと思います。

というわけで、小2Sちゃんとハノン「第20番」連弾。

 

使用楽譜はこちらです。

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。