● バイエル「左手の変奏6」を小3ちゃんと連弾で

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バイエルの始めの方、片手奏が続くところは、右手はト音記号の2点ハ音から2点ト音(第3間のド~上第1間のソ)なのに対して、左手は、ト音記号の1点ト音から2点二音(第1間のソ~第4線のレ)と、出てくる音が異なります。

 

例えば、中央のドから展開していく教材とは、ポイントが違ってきます。

もちろん、どこから始まろうが、理解してしまえば、どの音だって瞬時に読み取れるようになります。

時々、「ト音記号の音は大丈夫だけど、ヘ音記号は私、苦手~!」と言う学習者がいます。

 

昔、「バイエル」で始めるのが主流だった頃ならともかく(バイエルは上下巻のものですと、上巻はト音記号ばかり、途中でヘ音記号が出てきますと、新たな言語を聞くような感覚になるのは、想像に難くありません)、

しばらく片手奏の練習曲が続いたとしても、右手はト音記号の教材、左手はヘ音記号の教材を使う例もありますね。
呉暁先生の「うたとピアノの絵本」が良い例です。
(1巻:右手、2巻:左手、3巻:両手)

 

 

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この動画の生徒は小3になってピアノ学習を初めて、始めました。
楽譜も全く読めませんでした。

 

小1から学校の音楽の授業で、鍵盤ハーモニカをやってはいても、みんながみんな、楽譜を読めているわけではありません。
ピアノやヴァイオリンなど、何か楽器を習っている子たちは読めるでしょう。

 

弾きたい(弾けるようになりたい)気持ちが強く、お友達が弾いているのを聞きかじって見よう見まねで弾こうとする。

好奇心はいっぱいだけれど、楽譜が読めるようにならないと、そのギャップで苦しむ。

 

それでも I ちゃんは頑張った。頑張ってきた。あきらめなかった。

小3になって、リコーダーが授業で取り入れられた事も幸いしました。
リコーダーって、初め、1点ロ音(第3線のシ)から始まりますね。
そして、「シ→ラ→ソ・・・」と、音が増えていきます。

それが丁度、このバイエルの左手の音域とマッチしているのです。

 

I ちゃんがピアノ学習を始めた頃の難点は、楽譜が読めないという事だけではなく、右手と左手の区別がつかない、というところにありました。

これも、別に I ちゃんが特別なわけじゃ、ありません。
5~6年生でも、とっさにわからなかったり、間違える事はよくあります。

(ちょっと外れますが、ほとんどの子たちが、「シ」と「ツ」、「ソ」と「ン」を書き間違えます。)

 

いろんな難関を乗り越えて、弾けるようになること、合わせられるようになることの喜びを感じてくれている、I ちゃんです。

 

 

使用楽譜は、こちらです。

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。