● バッハ「インヴェンション」で最初に学んだ曲は、どれでしたか?

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これから少しずつ(大変に気まぐれではありますが)、

8月28日の「熊本地震チャリティ・コンサート」で取り上げる演目のお話を、ちょっとずつ、したいと思います。

コンサートにいらして下さる皆様が、このブログを読んでいて下さるとは限りませんが。

今日はね、プログラム第1曲の、バッハ「インヴェンション第1番」BWV772 ハ長調について、です。

上の画像の、上側は、私が最初に習った時の、全音版です。

画像の下は、(転勤族だったので)先生が変わって、ヘンレ版を購入するよう申し付けられ、やり直した時から使っている、ボロッボロの楽譜です。
(全音版はボロボロじゃ、ない。さらりとやった〜程度だったのが、伺えます。)

小中学時代に、3回、やり直ししているインヴェンション(シンフォニアも、です)。

初めて この曲と向き合った頃のことは、おぼろげにしか、記憶がありません。

そして、この第1番を、インヴェンションの中で、最初に与えられた曲かどうかも、記憶は定かではありません。

ただ、これを最初に習っていた当時の先生のお宅には、チェンバロも、ありました。

本当に、ごくわずかでしたが、先生の気が向いた時だったのか、あるいは、私の演奏が、先生として「許せる範囲」だった時だったのか? 真相は今や全く不明ですが、弾かせて頂く機会に恵まれたのは、ラッキーだったと思います。

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さて、私はいつも、演奏会では必ずバッハを何か弾きます。(生徒たちの発表会は、別です)

何故かと言いますと、それはバッハが好きだから、です。

今はあまり拘りはありませんが、大人になってからは、毎日の練習も、必ずバッハから始めないと気が済まない性分。

朝の音楽(BGM)も、絶対バッハでした。

かと言って、特に私はバッハが専門では、ありません。

ただ、好きだっちゅう、お話です。

でも、学生時代は、特に好き、というわけでは、なかったのです。

ただ、「課題」として頂くから、やっていた、というだけでした。

だから、何回、やり直しさせられようと、な〜んにも感じていませんでした。

(そんなだから、何回もやり直しをさせられたのでしょうね。わかってない!って。笑)

さて。

どうして、今回の演奏会に、このインヴェンション第1番を選んだのでしょうか?

って、他人事みたいに話していますが、実は、自選ではありません。

「やっぱり、始まりはバッハだよね・・・」

っていう思いは、私も、選んでくれた方も同じでした。

今回の演奏会は、「あまりピアノ曲に馴染みがない(詳しくない)方でも楽しめる、名曲コンサートにする」という主旨があります。最初からね。

演奏家にとっては、自分が弾きたい曲を並べる演奏会は、とてもやりやすい。

でも、自分のための演奏会じゃ、ないから。今回は、特にね。

そのように主旨が決まったところで、そりゃもう、「熊本のためになるのなら」と、足を運んで下さる皆様が、少しでも「あーこれ、なんか聞いたことある〜!」「へぇ、そんな曲だったんだ〜」「へ〜、間近で見ると、こんなんなんだ〜!」とかね、いっぱい、感じて欲しいと思ってるんです。

運営者さんも私も。

そもそも、我が子にピアノを習わせてはいても、親御さんの全てが、クラシック・ピアノに親しみを持っているとは、限りませんね。

だから、敢えて「名曲コンサート」です。

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では、なぜバッハでこの曲を?

バッハと言えば、今はもう、バッハ様の作品ではないと判明した「ト調のメヌエット」がありますね。
実は、ペツォルトさまの作品だとわかりました。

長調の方は、「レーソラシド|れ そ そ」という曲。

短調の方は、「シーラーソー|ら れ れ」という曲。

対で、長調→短調→長調、というように演奏することも、あると思います。
(うちの教室は、よくそれ、やってきました。)

このメヌエットが、本当にバッハ様の作品だったら、このメヌエットを弾いたでしょうね。

でも、違うのですし。

そこで私は、お友達に「選曲」のアイディアを頂けるよう、お願いしたのです。

それで、このインヴェンション第1番が入りました。

最初は、シンフォニアも1曲入っていました。

(後に、演奏時間などを計算した結果、省かれた曲の一つとなりました。)

なぜ第1番なのか?

それは多分に、この曲なら、「インヴェンションの中で知ってる」人が多いだろう。
そもそも、インヴェンションを習おう、という時に(前に)、憧れる一曲では?と。

1曲通して、ちゃんと覚えてなくても、出だしの「・ドレミファレミド」という音型は、確かに、多くの方が記憶のどこかに、ありそうです。

ベルギーのお友達が、かつて、「この第1番だけは、ツェルニー校訂のものが頭から離れなくて」とブログに書かれていたのを読んだ方も多いでしょう。

さて、やはり、向き合う「時」が変われば、弾き方や思いなどが変わってきます。

これは本日の練習の録画です。

 

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熊本地震チャリティ・コンサート、ご予約受付中!
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8月28日(日)午後1時開演、
東京渋谷のラトリエさんにて。

ご予約の受付を開始しております。

ご予約は、こちらのページからお願い致します。

チケットの収益は、熊本県へ義援金としてお送り致します。
皆様のお運びを、楽しみにお待ちしております!

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

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