● 「アベッグ変奏曲」で、シューマンにはまった

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私が、シューマン作品に出会ったのは、小1の時だったと思う。

自分の部屋が与えられ、私の枕元には、一つのオルゴールが置かれた。

そのオルゴールの音色が、私にとっての子守唄だった。

その曲が、シューマン「子供の情景」第7曲の”トロイメライ”でした。

多分、それからしばらくの間、その美しい曲が、シューマンという作曲家の作品であることを、知らなかったと思う。

それから時を経て、ちゃんとシューマンの作品を学んだ第1号が、この「アベッグ変奏曲」です。

ちゃんとしたタイトルは、『アベッグ(ABEGG)の名による変奏曲』。

1830年、シューマンが20歳の時の作品です。しかも、作品1。

この時、シューマンは、ドイツのハイデルベルクという町にいました。

昨秋、お友達が連れて行ってくださったのです。
28日の「熊本地震チャリティ・コンサート」で、この曲を演奏する時には、訪れた時に撮った写真を写しますね。

この曲の出版を控えていた時に、シューマンは、母に宛てて、こんな手紙を送っています。

私の心の大空は、今や希望と予感に満ちています。

海を前にしたヴェネツィアの大聖堂のように、高い誇りを持って、私は広い世界に結ばれて行きます。

この最初の一雫が、広大な大気に霧と散る一滴が、もしかすると、傷ついた心にたどり着き、その痛みを和らげ、傷を治すかもしれません。
そう思うことは、何と心の安らぐ美しい考えではありませんか!

※ 引用元は、こちら(144ページ目)。

 

曲名にあるように、「アベッグ(ABEGG)変奏曲」は、「ABEGG」を音に当てはめて、「ラシミソソ」を主題としています。

そして、この曲は「伯爵令嬢パウリーネ・フォン・アベッグ」に献呈されていますが、この令嬢は、架空の人物です。

シューマンは、架空の人物や状況を作るというか、想像(創造)するのが好きだったようです。

人の名前をフレーズに取り入れる事も、よくあります。
そんなものを、見つけると、小さく、文字通り「小躍り^^;」します。へへへ。

さて、そんな「アベッグ変奏曲」は、”主題”と”3つの変奏”と、”カンタービレ”と、”幻想曲風のフィナーレ”から成っています。

大好きだからか?ステージに上げる機会は、多い一曲だと思います。

今とは違う演奏ですが、あぁ、こんな風に弾いてたんだ〜と思ったり。
何より、若いし私(汗)。
6年前の演奏です。

初めて、東京で「同窓会サロン・コンサート」を開催した時のもの。

※ 「同窓会サロン・コンサート」とは、香港教室にレッスンに来ていた方で、関東圏へ帰国された「元生徒さんたち」と、数年に1度開く、サロン・コンサート、いわば「同窓会コンサート」です。
 最近では、東京レッスンの生徒さんたちも出演しています。

この時は、世田谷は経堂のカルラホールさんに、お世話になりました。感謝!

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熊本地震チャリティ・コンサート、ご予約受付中!
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8月28日(日)午後1時開演、
東京渋谷のラトリエさんにて。

ご予約の受付を開始しております。

ご予約は、こちらのページからお願い致します。

チケットの収益は、熊本県へ義援金としてお送り致します。
皆様のお運びを、楽しみにお待ちしております!

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。