● 【御礼】チェンバロから考えるバッハ・ピアノ奏法の可能性

 

※ この写真は、リハーサル中の末次先生です。
 末次先生のご許可を頂き、1枚だけ公開♪

ご報告と御礼が遅くなり、申し訳ございません。

17日(土)、松本記念音楽迎賓館にて、

ベルギー在住の鍵盤楽器奏者、末次克史先生による

「チェンバロから考えるバッハ・ピアノ奏法の可能性」講座を

皆々様のお陰様で、無事、盛況のうち終了致しました。

ありがとうございました。

友人で尊敬する音楽家の末次先生が、

バッハを紐解く何かを皆さまに直接お伝えする機会があったらいいなぁ・・・

と思っていたのが、想像をはるかに超えた内容で、実現しました!

あのような講座になるとは!

末次先生が、バッハが気になる皆様に
「伝えたい事」という想いがあって、

皆様に「感じて感じて感じて欲しい事」というのがあって、

それを、どうやって導かれるのだろう?

って思ってました。

大体こんな進行で・・・と伺ったのが前夜。

きっとね〜、受講される皆さん、

積極的に前へ出たり、気持ちを言ったり質問したりが、

難しい方が多いだろうな〜と読んでいました。勝手に。

ところが蓋を開けたら!きゃー!きゃー!!きゃー!!!

大変な騒ぎでしたよ。

 

 

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自分の殻を破るのに時間がかかるか出来ないかも?

と、皆さんに楽器に触れて頂く時間を先に設けられました。

受講生さんたちを3つのグループに分けて、

ピアノ(ベーゼンドルファー)・チェンバロ・オルガンに、

とにかく触れて頂く!

一応、一人1分の予定でした。

こういう時、予想していたのは、

「譲り合って、なかなか誰も楽器に触れない」・・・

  そんなことは、なかった!!!(笑)

もう、雀のパーティみたいに、

三つのグループは、それぞれ大はしゃぎ!

知り合いさんも居たけれど、みんながみんな、

知り合いなわけじゃなく、お一人で参加された方も

少なくなかったですが!

なんていうか、コアなファンがお集まりになりましたね?

  って感じでしたよ。

例えば。

末次克史先生が、いろいろ弾いて聴かせて下さるとか
(最後に少しだけ、1フレーズくらいは、ありましたが)

それぞれの楽器の特徴を踏まえて
弾き分けて見せて(聴かせて)、

この楽器だったら、こう弾くよね?的、

「はい、こうしたらいいんじゃない?」

って、答えを何か頂けると、思っていらしたかもしれません。

末次先生のブログをご覧になられている方は、ご存知です。

末次先生は、たくさんのヒントを、

あっちこっち、いろんな角度から投げ掛けて下さいます。

それが面白い(興味深い)のですね。

だから、気になる方は皆さん、毎朝の記事を楽しみに読みに行かれる。

だけど、答えはないの。

ポン!と、投げかけられて、

「答えは自分で考える!」なのです。

でも、日本人は、自分で考えて答えを出すのは
苦手な方が多いと思います。

何故でしょう?

考えることに重点をおいて学ぶ機会が
少なかったからでしょうか?

確かに私も日本を出てから、

「考えろ!自分で考えろ!想像しろ!」と、

自分の感覚を大事に、自分が思ったことを

「自分の言葉で語る」事を、随分させられました。

そこに来て、あ、そういうことを、してこなかったんだ・・・

と気付いたのです。

  のだめちゃんもフランスに留学して、
  そんなシーンがありましたね。

あ、脱線してしまう。

だからね、「考えよう!」

そのために、いっぱい、五感をフルに生かして「感じよう!」

なのでした。

 

 

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今回は、「触感」が先でした。

とにかく、楽器に触れる。
違う楽器に触れる。

バッハの時代の楽器に触れる。

何が違うんだろう?

それぞれの楽器は、どうやって音を出せるんだろう?

「どうやって」は、「どんな種類」があるんだろう?

1回目は、とにかく「触ってー!」「感じてー!」でした。

この間は、特に末次先生から知識を与える事もなく。

皆さん、「えー!弾けるんだったら楽譜持ってきたのに!」

という方もいれば、持ってきてた方々も。

末次先生が持ってこられた楽譜を開いて

自分がちょっとでも弾ける曲は入ってないか確かめる人もいたり。

わーすごい!って本当に思ったのはね、

本当に誰も躊躇しないで弾くの。

そしてね、皆さん、当然かもしれないけれど
(バッハ講座にお集まりですから)

皆さん、バッハの何かを、さらっと弾くわけですよ!

コアだわ〜。渋いわ〜!

それでね、その後には、末次先生が皆さんの間に入られて、

チェンバロの音の出し方、打鍵の仕方、
幾つか教えて下さって、
全員が、それで音を出してみる。

うまく音が出ない弾き方がありましたが、
末次先生の優しい教えの元、
皆さん、ちゃんと音を出されていたようです。

ほんっと、良いメンバーがお集まりになったなぁと
感じたの。

自分が楽器に触っている時だけじゃないの。

他の方が触っている時も、後ろから、横から、
下から、などなど、

皆さん、真剣に

「どうやって音が出るの?」

って、まじまじと。

濃い時間でしたね。

楽器に触ってるだけでも、皆さん大満足だったのでは?

熱気が凄かったです。

時間制限がなかったら、本当、いつまででも皆さん、楽器に触れてたでしょうね。

 

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そういえば、館長さんが驚かれていましたが、

「男性がいないんですね!全員女性の方とは!」

わ、わはは。

末次先生の魅力ですね〜。

末次先生も、話を進めるだに、どんどんノリノリ。

集中しきっておられたのでしょうね。

もう、時間押しまくりでした。

後ろでカンペよろしく「あと○分!」とか、
見せようとしていたものの、全然気づいて下さらないし(笑)。

結局ですね、チェンバロやオルガンの音の出し方を知って、

それぞれの響きの違いを知って、

じゃあそれって、ピアノで活かせるかもよ?
活かせないかしら?

活かせるとしたら、どんな曲で?

どんなフレーズで?

っていう事を、これから考えて、自分の演奏の養分になるわけです。

それを、受講生の皆さんは、お持ち帰りされました。

最後の方で、曲のテンポの決め方についても

お話されました。

これも、答えがあるわけじゃない。

だけど、装飾音をいっぱい入れるなら、

例えばこの曲なら、どうよ?

装飾音を入れても違和感のないテンポって、

自ずと分かるのでは?

と、また投げかけ。

投げかけで終わっているようだけれど、

それってもう、答えを言われているようなものなのです。

だけど、末次先生は、決して

「これが答えです」とは、仰らないの。

だからね、すごーく可笑しかったのだけれど、

帰り道、

「やっぱり答えをもらえなかった!」

と言われてるのを耳にしました(笑)。

ううん、もう一度、考えてみて。思い起こしてみて。

もう、答えはもらってますよ。

私が事前に、「メモも取らないで、五感に集中して聞いて欲しい」と

書いた事を信じて、メモとペンは持っていたけれど、書かなかった、

という方もいました。

でもそれは、正解です。

五感で受け止めたことを、信じてくださいね。

書き留めたい気持ちはよくわかるのだけれど、

書いている「その時」に、先生がお話ししている事は、

頭を通り過ぎてしまうの。もったいないでしょ?

普通、なかなか出来ない事だと思うのですが、

末次先生は、受講生の皆様に、ちゃんと約束通り、

講座のレジュメを作って下さいました。

昨夜のうちに、全員にメールでお送りしています。

ご確認下さいね。

もしも届いていなかったり、

ファイルを開けない場合は、遠慮なくご連絡ください。

 

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スタッフとして、出来る限りのお手伝いを
させて頂きました。

しかし、「ああああああ!」って後から思う落ち度が、
いっぱいです。

自分で気づけてない落ち度も、たくさんあるだろうと思います。

もし、お気付きでしたら、ぜひ、こちらも遠慮なく仰って頂けましたら幸いです。

この日の講座は、3部構成、いや4部構成でしたが、

時間押せ押せで、第4部(質疑応答)は、懇親会へ持ち越し。

その他にも、もっとお話ししたい事があったようです。

それはそうでしょうね。

わずか3時間で、全ての投げかけが出来るなんて、
難しいでしょう。

末次先生は、宝箱のような方で、

そうそう、伝えたいこと、いっぱいあるんですよね。

だから、終盤はもう、はー早い!

それでもまだ伝えたりなーい!で、

即、次回のテーマが決まっちゃうって状態。

懇親会もホットな雰囲気のまま、あっという間でした。

なんか、合宿でも出来そうな勢いでした(笑)。

松本記念音楽迎賓館も、とてもとても素敵で・・・

横田館長さまにも、大変お世話になりました。

ありがとうございました。

スタッフを買って出て下さったお友達にも、大感謝です。

なんと最後は、受講生の皆様までもが、お皿洗いをお手伝い下さって、本当に恐縮でした。

ありがとうございました!

勢いのままに書き綴りましたので、
読みにくかったかと思います。

ごめんなさい。

でもでも、ありがとうございました!

最後に、末次克史先生の記事を貼っておきますね。

 

末次克史先生を始め、ご参加下さった皆々様と、

行きたいのに行けなかった!とエールを送って下さった皆様、

気にかけて下さった皆々様に、心から感謝の気持ちをお送りします。

お読み下さり、ありがとうございました。

 
荒井千裕 拝
 
 
◆ARAI CHIHIRO PIANO LESSON(荒井ピアノ教室) クラス・メニュー

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。