● クレッシェンドの方向性を示す

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「クレッシェンド」も「デクレッシェンド」も、記号で書かれていると見てわかりやすいでしょう。
cresc.」「decresc.」「dim.」などと言葉で書かれると、見落としやすいのです。文字も小さいですから余計に。

見落とさないようにしたいものですね。

 

さて、画像1小節目でクレッシェンド、次の小節でデクレッシェンドというのは、表情付けとしては、わかりやすいでしょう。

だけど、右手は少々弾きにくい(表しにくい)でしょうか。
何故なら、音が徐々に上がっていくなら、クレッシェンドしやすいもの。

それなのに、「ラファミレ」と、いきなり「ラ」から「ファ」へ「6度」上がります。
そして音階で下りていきます。

下って行くのにクレッシェンドするの?
これは、ちょっと違和感があります。

 

まずは「ラ」から「ファ」への、「6度の開き」を感じたいですね。

6度も音が上がるというのは、ただ事では、ありません。
歌うなら、6度上の音をとるのは、やさしい事ではありません。
想像してみて?いや、歌ってみて? 声を出してご覧。

だからね、「ラ→ファ」は、とっても空間・距離があるのを感じてみると、どうでしょう?

 

 

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右手に対して左手の和音は、「ファラレ」から「ソレファ」へと、和音を構成する全ての音が、上がっています。
(その上、和音の下の音と上の音との音程が、6度から7度へと開きます。)

 

これは、クレッシェンドしやすいですね。気持ちが大きくなる感じがわかるでしょうか?
「ファラレ」の和音は、ピアノは弾いたら音が減衰してしまうけれど、もしも弦楽器が演奏しているとしたら?と想像してみて?

伸ばす音でのクレッシェンド、出来るでしょう?

 

 

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では、右手に戻りましょう。

「ラ→ファ」を大事にとりました。

そしたらね、そのあとは「みれどし」と「らし|れーー」に、グループ分けしてみましょうか。
それがヒントですよ。

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。