● 音階を音楽的に弾く

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音階は、指の体操ではありません。

でも私は、音階とは、徒競走みたいなものだと思っていた子供時代でした(汗)。

 

指使いを間違えず、速く弾ければ最高点!みたいな、勘違いも甚だしかったわけです。

それは、今もそうですね。
学習者さんたちには、きちんと伝えていかないと、速弾き最高!なピアノ弾きをどんどん生み出してしまいます。

 

基本の「キ」の指使いがしっかり身についてこその、応用でです。
最初から「どの指使いでも弾けるもん!」では、ありません。

間違えて身につけたものを矯正するのは、どんなに大変なことか、皆さん身に染みているのではないでしょうか?

 

さて、上の画像、上がっていく音階です。

まず、弾き始めのポジションに手を用意しますね。

そうしたら、息を吸って・・・

 って言ったら、深呼吸のように、しかも、
 これ以上息は吸えない!ってくらい、
 すでに死にそうになって息を吸った小2Yちゃん…

軽くね!軽くでいいから、「すっ」と息を吸今しょう。

息を吸うと、体はどうなるだろう?

 

少し、大きくなるような、上がるような感覚、わかるかな?
ということは、息を吸えば、鍵盤上に用意している手も、少し上がるでしょ。

そして、ストンと落として弾き始めるんだよ。

 

 

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ストンと落として弾き始める時、少し息を吐いています。

そして、息を吸っていきながら、上昇していく。
一気に吸うと、すぐ詰まっちゃうからね。

少しずつ吸っていく。

 

吸えなくなったら、ためておく。

この呼吸を意識するだけで、自然なクレッシェンドがつきますよ。

 

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そしたら、下降で、ゆっくり息を吐いていくの。

これで、自然なデクレッシェンドになる。

 

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カデンツも同じことです。
ただ平坦に和音を並べても、面白くない。
和音を一つずつ、「置きに」行かないでね。

呼吸を意識すると、一つの大きなラインになるよ。

 

 

使用楽譜はこちらです。

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。