● ピアノは右手と左手のアンサンブル

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ピアノは、よほどの事がない限り、一人地道にツライ練習の毎日。
本番もステージで一人で、自分自身と闘う。

楽しんだらいい、とは言っても、怖さが付きまとう・・・でしょうか。
そうだという方も、そうじゃないという方もいるでしょうが・・・

たまに、連弾や二台ピアノ、他の楽器や歌の伴奏をする機会があると、凄く嬉しかったり、楽しい気持ちになりませんか?

 

合わせるのが大変であっても。
一人じゃないんだ!という喜び。
音や気持ちを合わせる楽しさ。

 

ピアノは楽器の王様と言われるだけあってやはり凄い楽器だな~と思います。

実は、常に一人でアンサンブルをしているんですよね。

右手と左手のアンサンブルです。

 

右手が常にメロディを奏で、左手は伴奏に徹するスタイルの曲でも、また、メロディが右手ー左手と行き交うスタイルの曲でも、右手も左手も、独りよがりではないのです。

常に、相方(もう一方の手の動きや音量バランスや息使い)を、気遣ってあげなければなりません。

 

右手がメロディを奏で、左手は伴奏に徹している曲ならば、
左手は常に右手の歌を聴き、その歌い方に耳を澄ませ、それに相応しい、または縁の下の力持ち的に助ける音量バランスをとることを考えたり。

気遣いさんです。

 

メロディが右手ー左手と行き交うような曲ならば、
常に誰か大事な相手(恋人や伴侶、もしくは家族や友達)と会話をしているように、
お互いの歌(メロディ)を きちんと聴いて、それに対して応えようと思うでしょう。

まさに会話のキャッチボールと同じです。

 

その会話のキャッチボールは、時に喧嘩に発展する事もあるでしょう。
一方が自分の話に興味を示さずにいるとしたら、興味をこちらに向けるよう、努力するでしょう?

そういうことを、演奏でも するわけです。

これを、アンサンブルと呼ばずして、何と言いましょう?

 

 

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お互いの話(歌)を きちんと理解するには、お互いが、一体、何を言いたがっているのか?
と言う事を知らなければなりませんよね。

ですから、片手ずつの練習は非常に重要だと思います。

 

長年連れ添った夫婦とか、長く付き合っている恋人とか、そういう過ちに陥りがちではないでしょうか?

「言わなくても、わかってるだろ」みたいな。

言ってくれなきゃ、わからないよー!他人なんだからさー!です。
あれ?(笑)

さぁ、皆さんもたまには、既に良く弾けている曲を、改めて片手ずつの練習をしてみませんか?
何を言いたいのかな? どんな気持ちなのかな?って、耳を傾けてみましょう。

 

音の読み違いや強弱記号の読み違い(記憶違い)も発見してしまうかもしれませんよ!

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

◆ARAI CHIHIRO PIANO LESSON(荒井ピアノ教室) クラス・メニュー

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。