● ピアニシモで音を出そうとするとビビってしまうのを、何とかする方法

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photo by Biappi

「ピアニシモ・フレーズでビビってしまう」のをコントロールしたい。

生徒達がレッスンに来て、時々言うことがあります。

「おうちで練習するより音がよく出るので、ビックリする!」

アップライトとグランドの違いもあるでしょうし、部屋の環境(造りによる響き方)に違いもあるでしょう。

そこで、「これだけ音が出るピアノだから」と、ピアニシモ・フレーズになると、ビビっててしまうんですね。

それで、「恐る恐る打鍵して」音がかすれたり、「自信、全然ないんです!」っていう音が出てきます。

例えば、言葉だったら

「つらいの・・・」

と、苦しさまじりに口をついて出てしまうのに、同じ気持ちで弾くフレーズだったと仮定して、

「つ・ら・い・の。」

と、ひらがなが ようやく読めるようになった子供が、一文字ずつ指して、声を出しているような音になります。

つまり、「言葉」にはなっておらず、「一字(一音)」ずつ分割されてしまう。
そんな音。

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

では、どうしたらいいでしょう?

まず、そのフレーズを弾く前に、用意できる限りの指を鍵盤上に形作っておきます。

そして、リラックスです。

息を「ふっ」と吐きながら弾いてみましょう。
そのフレーズに合わせて、吐いていきます。

鎖骨周りや背筋、肘の力を抜いて。

ビビってしまっている時は、息が止まっています。
そして鎖骨周りや肘にも、力が溜まった状態になっています。

いきなりピアニシモで始まる曲や、フォルテの後に突然のピアニシモ、最後がピアニシモの和音で終わるという場合、是非、お試しくださいね。

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。