●伸ばす音符、一体どのくらい「待てば」いいの?
「待つ」って思うのを、やめてみようか。

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この画像で問題なのは、「フェルマータが付いている付点4分音符」です。

 

フェルマータが付いていなくても、それまで8分音符で動いてきたのと違って、

付点4分音符になっているのです。

尚かつ、ここは「pp(ピアニシモ)」のフレーズです。

そして、このフレーズの後、場面が変わります。

あなたはこの音を、どのくらい待つべきと思いますか?

 

「待つ」と書きました。

でも、本当は「待つ」のではありません。

 

じゃ、何なのか?というと、それは

「聴く」ことです。

 

そのピアニシモで8分音符で動いてきたものはどこへ行くのか?
何を表しているのか?

どうしてそこで8分音符から付点4分音符になるのか?

ということを考えれば、「待つ」のではなく、
その音の行方を「聴き続け(届け)てしまう」と思います。

 

その長さが、フェルマータの分だと思って頂けたらいいですね。

フェルマータは「その音を(約1.5倍分)長く伸ばす」という意味で教えられる事が多いと思います。

でも、その数の分、数えて伸ばす(待つ)のでは音楽から遠く離れてしまいませんか?

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師

香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。