● 複数の音のラインを同時に聴き続ける方法

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ピアノ弾きは、両手両足を同時に、別の動きをしなければならないので、まるで聖徳太子のようで、スゴイ!です。

えらいですよね、私たちって(笑)。
こんな大変な事を一生懸命やっています。

大変ですが、やるからには、出来る限りの事をやりたい。

両手を使うということは、右手と左手で、別の役割がある。のかなぁ?

例えば、片手は歌=メロディで、もう片方の手は伴奏。とかね。よくあるパターンですね。

また、どちらの手にも歌=メロディがあって、まるで会話のように かけあっていたり、
人の話を聞かない おしゃべりな人たちのように、どちらの手にもそれぞれの歌がある場合もあります。
(メインとサブだったり、主役二人だったり。)

両手で合わせて弾く時に、あなたは「何を聴いていますか?」

・全体として出て来る音?(なんとなく)

・メロディ?

・弾くのに必死で、聴いているか?と問われたら、聴いていない気がする?

・全ての動きを、耳が4つあるかのように聴き分けている?

「ちゃんと聴いています!」と答えられる方の多くは、歌おうとして、「メロディ」を聴いていると思います。

この時に、メロディではないパートの、その扱いが、いい加減になっていませんか?

意外と雑な扱いで、崩れていたり、音がいい加減になってしまう。

けれど、あなた自身は「メロディ」を歌うこと、それを聴くことに集中しているので、その他の事に気づきません。

このような時には、「メロディ」ではないパートを「聴く」「聴こうとする」ことで、かなり改善されます。

聴覚の、使っていない部分を活動させるような感じですが。

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メロディは、聴いています。

でも、あなたが そのメロディをしっかりと、呼吸を伴って歌って弾けているのなら、そのメロディを歌いつつ、他のパートを、こちらを「聴こう!」と意識してみてください。

近くでよく聴こえて来る音と、遠くにあるのだけれど、気になって耳に入って来る音を、聴こうとするのと同じような状態です。

(目の前の人との会話をしているのだけれど、少し遠くで鳥の鳴き声や、波の動きを「聴く」ような感覚です。)

うまくいかないものは、とにかく「聴く!」

自分の聴覚は、非常に意識しないと、自分に都合の良いものだけを選んで(絞って)聴こうとします。

たとえば、子供が三人いて
(それは飼っているペットでもよいのですが)、

その三人と散歩をする時に、手をつなげるのは二人だけ。

でも、手をつなげないもう一人の子のことも、絶えず気にして、その存在を感じるように気をつけているような、そんな感じです。

是非、感覚を磨いて参りましょう!

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

荒井千裕

 

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。