・なんで音階練習が大事なんだろう?

 

 

音階やアルペジオの練習は、指の体操ではない。

 

それぞれの音を味わって紡ぐと、至上の音楽になる。

それを一度でも味わったことのある人は、暴走列車的な弾き方は二度と出来なくなるだろう。

しかし、それ以前に「音階練習」は、非常に多くのことに役立つのだ。

まず、「調性感」を養うことができる。
そして、「初見力」が上がる(初見のスピードが速くなる。オタオタしている時間が減る)。
あらゆる曲は、その調の音階とカデンツとアルペジオで成り立っている。
だから、それぞれの音階の指使いが考えずとも動くように体に(脳に?指に?)染み込んでいれば、譜読み力もアップ、実際に弾く時にも迷いが減る。
もちろん、例外はあるが、それはそれとして頭に入れれば良いこと。

ただ、曲のフレーズに表れる音階的動きは、必ずしもその調の主音(ハ長調の曲なら「ド」)から始まるわけではない。

だから、音階は、主音以外=何の音からでも弾き始められるようにしておくと、尚良い。

もちろん、各調の音階で、あらゆる音から弾き始められるように、という練習を始めると、それだけで一日が終わってしまうだろう(笑)。

だから、あなたの練習に最適な方法をとればいい。

今、あなたが弾いている曲の調の音階だけでもいい。
はじめは、主音から始まる音階をじっくりさらうので十分。

余裕が出て来たら、他の音から弾き始めたり、アルペジオもやってみればいい。

お読みくださり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。