● 同じ音なのに、指を替えるのは、理由がある。

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同じ音が続く時に、指を替えるケースは、多いですね。

「何で替えるのん?」

と、思う学習者は少なくないでしょう。

 

そもそも「指づかい」と言うのは、「より綺麗に紡ぐため」に、指にとっても音楽にとっても、難しくないものを、考えて使っていきます。

だから、同じ音なんだから、同じ指で弾いた方が「大変じゃ、ないじゃん!」と思うでしょ?

それはね、その時だけのお話。

 

音楽は、次へ、そしてまたその次へと、どんどん「つながって」いくのですから。

「今だけ」良いのでは、お話になりません。

 

 

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上の楽譜の例だと、右手です。

 

「ラードラファ」の次の和音が問題です。

「ラードラファ」の「ラー」を「2」の指で弾き始めると、「ラードラファ」の「ファ」は「1」の指で弾くことになります。

そして次の和音「ファとラ」ですが、指示にあるように、「2と4」で弾く方が、次に繋いで行くために、優しいのです。

 

「ラードラファ」の「ファ」が「1」だから、次の「ファとラ」の和音を「1と3」で弾いたって、いいじゃん!

って思う?

そうね、「ファとラ」を「1と3」で弾いたとして、次の「ミとソ」の和音を「1と2」で取るなら、この二つの和音は「繋げて」弾けます。

だけど、「ラードラファ」と繋げるのは、大変に難しいです。

 

単音の「ファ」も、和音の中の「ファ」も「1」で取るという事は、ものすごく気を使って打鍵しなければ、「ジャンプ」して音が切れてしまいます。

本当は、「ラードラファーラーソーーー」って、聴きたいのだから。

 

 

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「ラードラファー」の「ファー」を弾いている時に、「1」の指に覆いかぶさるように、「2」の指を、「ラ」の上に「4」の指を用意しておく

そうする事で、無駄な動きもなく、無駄な空間や、音が切れる事を回避出来ます。

 

同じ音なのに、指を替えるのには、必ず理由があります。

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

 

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。