● 2音間スラーの打鍵法は、1つじゃ、ない

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ヘ音記号(下段)に描かれている16分音符の動きです。

これはヘ音記号のところに描かれていますが、実際に弾くのは、右手。
「ソ」と「シ♭」の2分音符和音を押さえながら、弾きます。

16分音符の動きは、それぞれ2音ずつにスラーが付いています。

2音間に付けられるスラーの弾き方の基本は、

・1音目で(手・指・腕を)落として打鍵

・2音目で上げつつなぞるように、打鍵し離鍵。

つまり、2音合わせて「落として→沈んで→上がって」という、1連=1つの動きです。
アクションは、一つ

ピアノ学習を始めたばかりの学習者が使う、様々な教本でも、その動きを練習する練習曲が出てくると思います。

ただし、基本的に「落ちて上がる」であっても、いつもどんな時も、「2音間スラー」の打鍵・動き・離鍵の仕方のタイミング・勢い・深さなどは、同じではありません。

例えばこの画像の場合は・・・

スラーが付いている2音は、「極めてレガートで繋ぐ」。

しかし、スラーが切れるところで、まるでスタッカートが付いているように「ジャンプするように」跳ね上がるのは、どうでしょう?

もし、このフレーズが、威勢の良いマーチのような曲なら、それもアリです。

画像ではこの前後を写していないので、この曲をご存知なければ、これだけで判断するのは厳しいと思います。

私は、こう思います。

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大事な人の肌に触れます。

我が子とか、親戚の子とか、お友達に生まれた赤ちゃんの腕やホッペに触れると、想像してみてください。

とても、とても慈しんで、大事に、傷つけないように、痛がらないように、と気をつけて、愛を注いで触れるでしょう。

そうね、「寝かしつける時」に、歌いながら、お話をしながら、体に、緩やかなリズムをとって触れるような、そんな感じでも、あるかな?

そうやって「触れて」、でも、離す時に勢い良く離したら、ビックリさせてしまいそうで、だから、離れるか離れないかのギリギリまで触れているような感じ。

そして、また触れて・・・という繰り返し。

そんな感じです。

2音間に付けられるスラーも、そこに込められる想いや、そこから読み取れる想いは色々でしょ?

だったら、弾き方も(打鍵の仕方も)、一つではないよね?

  想像してみましょう。

いつもお読み下さり、ありがとうございます。
 
荒井千裕 拝
 
 
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