● 聴かせたい音は「押す」のではなく、「聴く」

o0550022813778489587

 

画像のソプラノの、8分音符の動きのお話です。

8分音符は「シーソーファーミー|レーシードーーー」と、美しいメロディを奏でています。

しかし、内声の16分音符は、2音ずつ、右手→左手と交互に弾くので、物凄く気をつけないと、

「シソそー ファソみー|レファしー ドミ・・」と、違うメロディとして聴こえてしまいます。

そかそか、「シーソーファーミー|レーソードーーー」を「出せばいい」んだね!

って思ってしまうと、その8分音符メロディ音の打鍵が、「押す」=手指は下へ落ちたまま、と、なりがちです。

そうするとね、音量としては出るかもしれない。

だけど、綺麗な音にならない。

音は落ちて終わってしまう。伸びやかにならないの。

じゃあ、どうすればいい?

それぞれの音を、打鍵する前に「聴く」こと。

こんな音が欲しいの!という音を、聴くこと。

そして、実際打鍵する手指はどうするか?というと、それぞれの鍵盤に、指は真っ直ぐ入るように。
そして、イメージとして、深く、斜め下に指先が入っていくように。

しつつも、「てのひら」側から、ふわっと上がって鍵盤の向こう側へ行くように。

そうしたら、音は綺麗に伸びていきますよ。

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 


161217flyer2ameblo
 
 
ベルギー在住ピアニスト・チェンバリストの
末次克史氏による
 
 
12月17日(土)開催。
 
ご予約受付中。