● 音が伸びて行くのを、聴き届ける

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この画像では、右手も気になるところ。
いや、ひょっとしたら、「右手が!」気になるところでしょうか?

だからかな? 左手が「残念賞」になりやすい。

それは、左手に「歌」がある、という事だけじゃない。

左手で、とっても大事な事。

それは、「複付点4分音符」の音。

この音が「伸ばす音」だから、打鍵したら、意識の中から消えてしまう事が多い。

でも、このように、「伸びる(伸ばす)音」こそ、打鍵後ずっと、次の音へ繋ぐまで、聴き届けるべき、大事な音です。

「ミー ミーソ・・・」

音が伸びて行くのを、ピアノの鍵盤を打鍵したら、ピアノの中でハンマーが弦を打って、

その弦から発する響きが、「ポ〜〜〜ン」と向こう側から出て上がって行くのを、見えない音の響きを、まるで見守るように、聴き届ける。

想像してごらん。

あなたの少し眼の前から、音の響きが立ち上がって広がっていくそれが、あなたには、見えるんだよ。

その響きの中に、右手はある。

右手も気を使うけれど、大事なのは、大事な音の響きを聴き届ける事だよ。

 

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 


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ベルギー在住ピアニスト・チェンバリストの
末次克史氏による
 
 
12月17日(土)開催。
 
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