● 届かなくても、ジャンプの必要はない

 

右手の「ソシミレシソ」から、1オクターブ上の「ソ」への開きは、スラー付き。

まだオクターブが届かない、小さな手で、これを繋げて弾くのは、厳しいことです。

 

でもね、届かないから、ジャンプして弾いたらいいじゃない って言うのは、どうでしょう?

「広がる手」は、作るものです。

 

手が小さいから、体が小さいからと、諦めないで。

もちろん、無理は禁物ですよ。変なトレーニングは、お勧めしません。

 

しかし、歳を重ねれば、体が大きくなるように、必ずしも手が大きくなるわけでは、ないのです。

どんなに体が小さな子でも、手が小さくても、広がる手を持っていれば/広がる手を作れば、オクターブは届くようになります。

逆に、体が大きくなっても、大きな手を持っても、広がる手に育っていなければ、オクターブは届かないのです。

 

だから、「届かないから→ジャンプする」という方法は、手放しましょう。

 

 

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う〜〜〜ん!と、体を伸ばすストレッチをするように、

「てのひら」をから広げる。

 

この時、手が反らないようにね。

そうしたら、多分、7度くらいは広がるでしょう。

そしたら後は、隣だもの(オクターブはね)。

広げた後は、隣の鍵盤にスライドするだけ。横滑りですよ。

 

決して、ジャンプはしないこと。

こうやって、ストレッチするように「てのひら」を広げる事、

 

そして、音階やアルペジオなどでの指またぎや指くぐりで、キュッとて指を窄める。

そんな動きを、意識してやるようにする。

 

 

ただし、てのひらの広げ方も、キュッとすぼめるやり方も、自己流でやるのは危険です。

必ず、先生に正しいやり方を教えて頂きましょう。

 

もちろん、私は生徒たちに丁寧に教えています。

 

「文章だけ」で伝えられるものには、限りがあることは、忘れないで下さいね。

 

上のように意識して手を使っていると、次第に必要な筋肉は育っていき、広がる手は作られます。

諦めないで、投げ出さないで(ジャンプするという単純なところへ行かないで)、頑張りましょ。

 

「頑張って弾く」んじゃなくて、「意識する、ということを頑張る」のです。

 

 

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。

 

荒井千裕 拝

 

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師

香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。