● 指遣いを気にかけてみる

 

 

左手で弾く内声「ファミレドー」です。

 

この画像は、私が使っているものですが、

弾いて下さるのを聴いていて、違和感があったのが、ココでした。

 

ん?どうしてだろう?

と、もう一度弾いて頂くと、

この「ファミレドー」の中で、一度「指かえ(指くぐり)」をされていました。

 

それはどうしてかと言うと、

使っておられる楽譜に、そのような指遣い(運指)が書かれていたからでしょう。

 

その指遣いが書いてある、ということは、
その校訂をされた方が、

「この指遣いがいいんじゃない?」

と思う理由があって、推奨されていると、思います。

 

でも、ご存知のように、人の指は長さも強さも、

それぞれの関節や筋肉の具合も、違いますね。

 

だから、指遣いが書かれていると、

その通りに使いたくなる(或いは、その通りに弾かねば!と
無意識に思ってしまう)かもしれません。

 

でも、参考程度にね。

基準は、「弾きやすさ」と「音楽的に弾ける」かどうか、でしょう。

 

もし、弾きにくいと感じなければ、

その「ファミレドー」を、

「1234」の指で一息に弾いてはどうかしら?

と提案。

 

特に違和感を持っていたわけでは、ないようでした。

 

ただ、私が聴いていて違和感を抱いてしまったのです。

 

この「ファミレドー」の途中で指をかえると、
次に良いことがあるとして、

それがわかっていて、その効果を狙って弾くなら、良いことです。

 

もちろん、もしかしたら、その理由がある、ということも考えられますよ。

 

だから、考えてみる。

そして、よく聴いてみる。自分が出す音を。

何か、違和感はないか?

音楽的に奏でられているかどうか?

いろんな方法・基準・考え方があります。

だから、まずは考えてみる。

 

教える側も、押し付けではなく、

提案して、一緒に模索する事を心がけたいと思います。

 

ただし、音階・半音階のような、基本的な指使いは話が別です。

 

最初に基本を覚えないと、一生、あらゆる曲で苦しみます。

 

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

 
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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。