● 半音階は、重要なお知らせ


 

 

内声の、右手が「32分音符の動き」に注目してみましょう。

 

32分音符フレーズの一つ目は、

「ソラ♭シ♭シ(ナチュラル)」

 

二つ目は、

「ファラ♭シ♭|シ(ナチュラル)」

そして、○で囲ってある三つ目は、

「ファララ#シ」 です。

 

一つ目と二つ目は1音目のみが違う。

二つ目と三つ目は1音目と終わりの4音目が同じ。

 

この、二つ目と三つ目の違いが鍵です。

 

その三つ目までは上昇なのに対し、
次の四つ目は下降してクライマックスに向かっていきます

 

二つ目と三つ目の違いは何か?

それは、音程。

 

二つ目の「ファラ♭シ♭|シ」は、
2音目「ラ♭」から3音目「シ♭」の音程は「全音」。

そして3音目「シ♭」から4音目「シ(ナチュラル)」までは「半音」。

ところが三つ目の「ファララ#シ」では、
2音目「ラ」から3音目「ラ#」の音程は「半音」、

そして3音目「ラ#」から4音目「シ」の音程も、「半音」です。

 

つまり、三つ目のこのフレーズは「半音階」になっているのです。

半音が続く。

 

半音程というのは、「不安」な気持ちにさせるもの。

心の動きの激しさ、動揺などを表し、次に来る何かを予感させます。

 

だから、ココでは、この「ファララ#シ」が非常に重要です。

それを感じてみることです。

 

全てを同じように、さらっと弾かないようにしたいね。

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

◆ARAI CHIHIRO PIANO LESSON(荒井ピアノ教室)
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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。