● そのクレッシェンドは、どこに向かって行くのか?を、知る


 

 

この美しいフレーズ、

poco cresc.

という指示です。

 

ところが、音は少々うねりながらも、降りてきますね。

 

すると、クレッシェンドだと言われても、気を付けないと…

この第1音が目的地だ!

と思い込んで弾いてしまいます。

 

でーもー。

目的地は、2音目の「レ」です。

 

ちょっと例えが変かな?と思いますが、

一枚目の画像のところは、助走してきて、

そして、二枚目の画像の第1音「ド#」でジャンプする。

 

第2音「レ」が着地する「走り幅跳び」のような感じです。

 

いや!いやしかし!

「レ」を打鍵したら終わり、じゃないよ。

「レ」は伸びる!伸びる!!

その伸びて行く響きはまるで、

弦楽器が、一音をクレッシェンドするように。。。

 

そうして、続く「どそ|しー…」でデクレッシェンドして、

このフレーズが終わっていく。

 

だから、目的地がどこにあるのか?

そして、そこまで、どのように呼吸をコントロールして、

そして終わりに向かって、どのように持っていくか?

 

という事を、読み解いて考えて、知って欲しいな。

 

「フレーズ」って、どんな風になってるんだろう?

どこからどこまでだろう?

その一つのフレーズの中の頂点は、どこだろう?

 

って、考えてみると面白いですよ。

お読み下さり、ありがとうございました。
荒井千裕 拝
◆ARAI CHIHIRO PIANO LESSON(荒井ピアノ教室)
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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師

香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。