● 楽譜の読み方には順番がある

 

右手の和音三つ。

これ、共通するコトは、何だろう?
共通する音はないかな?

 と探すのが第1。

 

三つの和音を、縦割りで「別物」としては読まない。

こういうのは、必ず先に「共通点」を探す。

 共通点がわかれば、無駄な動きをしないで済む。

 

 

この場合の共通点は、

1.和音の中の音は、ずっと同じ「ラ」

2.二つ目と三つ目の和音は、外側も含めて全て同じ

3.三つの和音の外側は、オクターブ

 

 

ということは、和音の中の「ラ」を弾く指を、
軸にして動けばいいということ。

 

しかも、外側の音は「ミ」から「レ」へ、
白鍵を隣に移動するだけです。

 と、ここまでわかると、弾くのは易しい。

 

 

しかし、ここで終わりではありません。

 

次に、異なるコトを探すのです。

 

さぁ、違うコトって、なあに?











1.それぞれ、音の長さが違う。

 

2.それぞれの音符に付けられている
 アーティキュレーションが違う。

 一つ目の和音に付いているのは「アクセント」
 二つ目の和音に付いているのは「スタッカート」
 三つ目の和音に付いているのは「テヌート」だ。

 

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

1. 「ミ」→「レ」と二度下がって同じ音で落ち着く

2. それぞれの音の長さとアーティキュレーションが全て違う

というコトを考えると、この三つの和音は
それぞれ、どのように弾いたらいいか
(打鍵したらいいか)、
どのように呼吸をしたらいいか、

そんなコトが、自力でわかるようになります。

 

だから、譜読みは大事なのです。

楽譜の読み方には順番がある。
 共通点、もしくは相違点だけを見ていては、
 相応しい呼吸ができない。

 

 

 
 
 
お読み下さり、ありがとうございました。
 
荒井千裕 拝
 
 
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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師

香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。