● 楽譜を俯瞰する

 

こんなフレーズに出会ったら、

あなたは何を気にするでしょうか?

何が気になるでしょうか?

意識はどこへ行くでしょうか?

 

 

多くの場合ですが、

左手の音階フレーズを「ちゃんと弾こう」とする事、

つまり、指遣いに必死になってしまいます。

 

うん、気持ちはよく分かるの。

だって、指遣いがおかしくなると、
こんな音階フレーズは、弾ききれなくなっちゃうものね。

 

だけど、指遣いってのは、覚えてしまえばいいわけです。
(バッサリ言ってしまいました。身も蓋もない?)

 

じゃあね、右手の和音はどうかしら?

もしかしたら、左手の音階に

「合わせること」で、必死になってない?

 

右手の和音の動きだって、
それぞれが「歌」よ。

軽い「相槌」のような、「鼻歌」のような、

でも、ちゃんとそこにも音楽がある、歌よ。

 

ただ、拍を刻むためだけに、そこにあるわけじゃ、ないと思うよ。

 

 

もう一ついいかしら?

みんな同じような動きをしている、よね?

1小節ずつ、右手も左手も、同じリズムよね?

同じ動きよね?

 

わかるかしら?

二度ずつ、降りて行ってるのよね。

 

と言うことは?

見える景色が、1段階ずつ、下がる、降りていく感じがしないかしら?

 

そうしたら、同じ動きでも、ニュアンス、
ダイナミクスは、微妙に変わるよね?

気持ちが、変わるんじゃない?

 

 

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ふわあああ・・・楽譜って、そうやって読むんですね。

 

  うん、そうよ。

木(細部)ばかり見てたら、

そこは森(全体像)がある事に、気付かないよ。

 

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お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

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