● 「強い」の動作、イメージの持ち方

 

fp」や「sf, sfz」や「>(アクセント)」を見ると、
無意識のうちに「強く弾かなきゃ!」と思うのでしょう。

 

そして、「強く弾かなきゃ」と思うと、

動作は「下へ」行ってしまう。

 

「下へ」の意味は、

・鍵盤を叩く

だったり

・鍵盤を押す(押し付ける)

だったりします。

咄嗟に、鍵盤に喧嘩をふっかける、みたいな感じです。

 

その動作で出す音がどんなものなのか?

気にしなければ、気が付かないでしょう。

 

 

鍵盤を叩くように弾いたり、
鍵盤の底まで必死で弾きに行くと、

音はとても「固く」なります。

 

音が、伸びなくなります。

響かなく、なります。

 

 

いやいや、そんな、伸ばしたり響かせたり
したいわけじゃない

  と言うなら、話は別です。

 

まずは、自分が出している音が、
どんな風に鳴っているのかを、
聴くところから。

本当に、そういう音が欲しいのかしら?

と、考えて試行錯誤してみるところから。

 

 

「強い」音のイメージは、どんなかしら?

 

「強い」は、「大きい」とか
「膨らむ」「増殖する」などの意味を
 含む時も、あります。

 

どんな「強さ」なのでしょう?

 

その「強さ」は、「ギュッ!」と、
固く何かを縛りつけるような強さなのかしら?

 

それとも、大きく開放するような強さなのかしら?

内に籠るのか、外に放つのか?

 

 

もし、外にエネルギーを放つようなイメージなら、

動作も同じ。

 

鍵盤に「落とす」「押す」ではなく、

落ちない。上がる。

 

 

さぁ、よく聴いてみましょ。

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。