● 跳躍の方向を考える

 

ちょっと弾きにくい、
と感じる人が多いだろうフレーズです。

右手も左手も、微妙な跳躍で、
動きがこんがらがります。
(頭の中が、こんがらがります。)

 

では今日は左手のお話。

 

「ど# み ど# そ#」と、
「ど# ふぁ# し# そ#」の二種類。

 

一つ目の「ど#」から「10度上の み」への跳躍と、
二つ目の「ど#」から「11度上の ふぁ#」への跳躍。

こんな風に弾いていませんか?

ここから、鍵盤の手前を這うように10度上の「み」へ・・・

この画像だけで見ていると、
あまり違和感はないかも、しれません。

ただ、このように動くと、
手を、手前に、自分の体の方に
「引っ張って」しまいます。

このような動きを続けていると、
力を逃す機会を失って、
力を溜め込んでしまいます。

そして腕が辛くなっていきます。

弾く事に、必死になる理由です。

 

 

じゃあ、どうしたらいいんだろう?

 

 

「ど#」の打鍵は、しなやかなバネを使う、
スタート・ダッシュのように
(実際のスタート・ダッシュの、スローモーションだと想像して下さい)
立ち上がって、鍵盤の向こう側へ回していきます。

すると、向こう側へ立ち上がった手の親指は、もう

10度上の「み」に届いています。

ちっとも、跳躍では、ありません。

 

  うわっ!簡単!弾きやすくなりましたっ!

 

うふふ。

跳躍が辛い、弾きにくい・・・と思ったら、

ちょっと方向を考えてみるといいかもしれませんね。

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。