● ピアノを弾く時、手は口になる

 

ここで、一つの小さなセクション(フレーズ)が終わります。

次の小節から、新たなセクション(再現されるフレーズ)が始まります。

 

右手の終わりの音は、「み」。
「み」を「5」の指で弾いています。

次の小節は、

 

5度下の「ら」から。指は「1」です。

5度下なら、手を広げなくても、簡単に届きます。

無意識で弾けてしまいます。

だから、問題なのです。

 

 

ピアノを弾く時は、歌や管楽器を演奏するのと違って、
実際に声を出しません。
呼吸をしなくても、弾けてしまいます。

 

でもね、歌うなら、相応しい所で
息継ぎをするでしょう?

呼吸をコントロールしていくから、
良い塩梅で抑揚を付けていける。

 

 

ピアノを弾く時、私たちの「手」は、
「口」と同じ役割になるんだよ。

 

「てのひらの中央は、喉」と同じ。

「てのひらの筋肉は、口の中」と同じ。

 

もう一度、楽譜を良く見てみましょ。

1枚目の画像、ちゃんとスラーは「終わり」になっています。

そして2枚目の画像、
改めてスラーが付いています。

スラーは繋がっては、いないの。

 

ここ、歌だったら息継ぎをする所。

だから、指を、手を鍵盤に置きっぱなしにしない。

息を吸う、と言うのは、
腕の付け根から、ふわっと上がる感じ。

ちゃんと入り直したい。

 

歌なら、息継ぎなしで歌い続けられないよ?

 

 

ピアノを弾く時、あなたの手は、口になる。

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

◆ARAI CHIHIRO PIANO LESSON(荒井ピアノ教室) クラス・メニュー

香港教室*毎週の定期レッスン
香港教室*単発レッスン

東京レッスン(毎月一回)
Skypeレッスン(世界中どこからでも♪)

練習法や講師挨拶文例などの電子書籍

投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。