● 音階を美しく弾く方法

photo by Adn!

 

「音を聴く!」という事を、
深く心に刻んで頂きたい。だから、

音階を弾いてみよう!

音階、まず、最初に習う白鍵だけのハ長調
「どれみふぁそらしど・どしらそふぁみれど」です。

では、その音階をどう弾くか?

はじめは指使いだけに気を取られてしまうでしょうか。

右手「123 12345 ・ 54321 321」
左手「54321 321 ・123 12345」

いいですよ、慎重にね。
基本の指使いは、とーっても大事です。

 

音階って、指使い正しく弾ければOKではありません。

音階、その字の如く、「音の階段」。
音の階段を、昇る、そして降りる。

しかし、一段めと次の一段との「間」に、
何もないわけではありません。

階段を昇る、降りる、その動作。
一段目から次の一段への動作に「停止」はありません。

常に動いているのです。

階段だけでなく、山でも登って(昇って)いく時の
 呼吸と気持ち、
降りていく時の呼吸や気持ちは、異なりますよね?

それと同じ事だと思います。

音階、上がって行く時は、ゆっくり息を吸いながら、
横隔膜を更に横に広げていくように
深く息を吸いながら、
穏やかに天にも昇るような、
 そんな気持ちで弾く。

明るい光が射し込んでくる、
その光が暖かくて嬉しい、気持ちいい~
 という気持ち=軽くクレッシェンドしていく。
(自然に。呼吸が不自然でなければ、自然なクレッシェンドになります。)

 

降りていく時はその反対です。

ゆっくりと息を吐きながら
(息を止めたままだったり、吸いながらでは
 体が強張ってしまって、怖くて降りられません。
 実際の山や階段でも)。

そう、降りて行く時は、ちょっとした緊張感を伴います。
ちょっと慎重になります。ほんの気持ちね。

そうして、軽くデクレッシェンドしていきます。

オペラ歌手が音階をゆっくりと
独唱している事を想像してみてください。

なんて音楽的なのでしょうか?

 

音楽的に音階を弾けなければ、
「音階が弾けたー!」という意味は、無いに等しい。

音階は、指の運動ではありません。

 

音階を音楽的に弾いてみる事に、トライしてみましょう。

オペラ歌手になったつもりで。

 

自分自身で うっとり出来るまでやってみてください。
結構 難しいですよ。

 

 

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お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師
香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。