● 指遣いを考える

 

右手の段は、ヘ音記号表示です。

このフレーズは、右手は4小節同じ事が繰り返されますが、
人によって違うかもしれませんが、
「難点」の引き金を引く要素が二つあります。

一つは、ヘミオラだ、と言う事。

ヘミオラとは、

3拍子の曲で、2小節をまとめてそれを3つの拍に分け、大きな3拍子のようにすることをいう。 
もとの意味は「1足す2分の1」。 終止カデンツにおいて使われることが多い。
     by Wikipedia

 

このフレーズの場合、
4分の6拍子ですが、
右手は1小節を3拍扱い、と捉える事も出来、
左手は2拍の扱い。

 

もう一つは、
3小節目からは、左手が右手の上を通り、
右手の左右の音を弾く(窮屈で弾きにくい?)と言う事。

 

さて、今日は大人の生徒ちゃんと、
ここの指遣いをいろいろ考えてみました。

最終的にどうするかは、彼女の宿題です。

これは手の形や指の動きの癖、
弾き方の癖によって、随分と
「弾きやすい」かどうかは、変わります。

「弾きやすさ」で、私主導で考えると、
それは見た目、「とっても弾きやすそう」だそうですが、
彼女にとっては、弾きやすくは、ないのです。

彼女が弾きにくい、とも弾きやすい、とも
どちらとも感じられなかったその弾き方は、
見た目、とても不自然でした。

これは彼女と私では、指の動き方の癖が違うからでしょうね。

同じ指遣いで、
同じ弾き方(角度や呼吸やスピードやいろいろ)をしても、
全く同じになるとは言えないのですね。

 

指遣いも、角度も意識の置き所も、
それからグルーピングの仕方も、
幾つも一緒に考えました。

指遣いを考える時のポイントは、いろいろあります。

先日のバッハ講座でも、
「弾きやすさ」だけではない「考え方(捉え方)」や、
作曲家の癖のようなお話がありましたが、

  自分の癖も知る事も大事だと思います。

そして、「指遣い」を考える時、
指を使う順番(指番号)を考える事だけに焦点を当てず、
多角度から検証してみる事を忘れずにいたいですね。

 

 

感性を大事に!
体をラクに使って、楽しくピアノを弾けるお手伝いをしています。

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師

香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。