● フォルテに向かう音を想像してみよう!

 

ドビュッシー小さな黒人」の一部分。
クレッシェンドして行って、フォルテになる。

「クレッシェンドして行って」フォルテだ。

始めからフォルテなのとは、違います。

 

では、クレッシェンドする前は、どのくらいの大きさなのかな?

  とか、

この曲で、このクレッシェンド以上に大きくなる所は、あるのかな?

  とか、見ていきましょ。

 

クレッシェンド。
フォルテに向かっていく過程を、考えていきたいね。

もう一つ。
クレッシェンドの果てのフォルテって、
 どんな音なんだろう?

キラキラしてるのかな?
輝かしいのかな?

それとも叫びたい心境なのかなぁ?

 

さてこちらは、同じドビュッシー
ゴリウォーグのケークウォーク」の一部分。

フォルテからクレッシェンドしての
フォルテシモって、難しいですね。

フォルテは「既に強い!」と思いますから、
始めのフォルテの音には、かなり気を付けないとね。

そこからたった1音経過するだけで、フォルテシモですよ!
一体どんだけ???

やはり前後関係を見てみましょう。

この少し前の音量は、どんなものなのか?

また、ここの他にフォルテやフォルテシモ、
もしくはそれ以上になる所はないのか?

自分で出せる音量の幅を知って、
その中でコントロールしてみましょう。

そして、「効果的に聴かせる音量コントロール」を
考えてみましょうか。

自分が出せる音量の
「ピアニシモからフォルテシモの幅」の中で、

では「メゾピアノ」はこのくらいだから、
「メゾフォルテ」はこのくらいになって
「フォルテ」はこのくらい…だとします。

でももし、フォルテシモの直前が
ピアノやピアニシモだったら?

そんなに張り切ってドカーン!
と大きくしなくても、

音量の変化を感じさせる事は、出来るのでは?

更に、音量だけではなく、
そこで必要な音色ってどんなもの?
 と考えられたら素敵ね。

痛い音が欲しいのか?
(ショッキングな音が欲しいのか?)

ただ驚かせたいだけなのか?

あったか~い気持ちにさせたいのか?

あっかる~い気持ちにさせたいのか?

 

そういう事を、考えるだけでも楽しいよ。
面白いよ。

考えたら、もっと弾く事が面白くなるし、
もっと演奏が生き生きしてくるよ。

あなたも、もっと生き生きしてくるよ。
ワクワクしちゃうよ!

だから今日は
「フォルテに向かう音を想像しよう!」ね♪

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

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投稿者プロフィール

Chihiro ARAIピアニスト / ピアノ講師

香港在住24年。ピアニストでピアノ講師。
香港演藝学院のエレノア・ウォン教授に師事。
ピアノ・ソロ、ヴァイオリンとのデュオ、二台ピアノ、オーケストラとのピアノ協奏曲などの演奏活動をしながら、香港と日本で「体も心もラクにピアノを弾く」をモットーにレッスンをしております。