● 響きの伸びを、最後まで味わおう!

2018年最初の奏法記事です。

今日のお話は、今日だけで流すのではなく、
この1年間、いつも気に留めて音楽と向き合う事が出来たら、
あなた様の「聴く力」は増し、
「演奏力」と言うより、「音楽力」は深まるでしょう。

どなた様にとっても、もちろん私にとっても、
永遠に続く大きな課題の一つです。

それが、「響きの伸びを、最後の最後まで味わう」と言う事。

上の画像の、赤い丸の部分です。

この曲に限りませんが、このように、
小節の終わりが「伸びる音(伸ばす音)」だったり、
「タイで次の小節まで響きが伸びる音」の場合は、
本当に注意が必要です。

ちゃんと最後の最後まで味わっている人は、
そう多くありません。

 

これはピアノだからなのだろうか?

例えば弦楽器なら、
ボウイングで、最後の最後まで弓を使い切って
響きを味わう、という感覚も、あると思います。

例えば声楽や管楽器なら、
吐き出す息が、途絶える最後の最後まで、
音を出している振動を、感じ続ける、という感覚でしょうか。

でも、ピアノは、ポン、と打鍵したら、
そこで終わってしまうと言うのか、
その後を気にしない、無意識でしかない、
というケースが多い。

それは、そのまた次の音へ意識が行くから、
次の音の打鍵への準備に動いてしまうから、
という事も、原因の一つです。

是非、今年は自分が発音した響きを、
最後まで味わう訓練をしてみましょ。

だらだら続けて弾かない。

1フレーズごと、止まってみるのも、良い訓練になります。

 

その響きは、どこへ向かっていくのだろう?
どんな方向へ?

実際、目の前からポ〜ンと放たれた響きは、
そのまま真っ直ぐ上がって行くのだろうか?
それとも、正面の向こう、遠くへ飛んで行くのだろうか?

それとも、右側へ広がっていくのかな?
自分の全身を包み込むように増殖していくのかな?

それとも。
トン、ドン、と落ちてしまうのだろうか?

 

響く音を作るのは、
最後まで響きを聴き届けようとする姿勢から。

気持ちの良い音なのか?どうか?

という耳を育てるためにも、
是非、自分が出す音を、もっと良く聴いてみましょ。

 

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

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