馬油の力で美肌効果抜群!アトピーやダイエットにも効く!
馬油と書いて「ばあゆ」「まあゆ」などと読みます。書いて字のごとく、馬の油。馬油は筆者が子供の頃も「肌にいい」「やけどに効く」など、重宝されていたと思います。
そんな馬油が今また脚光を浴びているよう。いきなり本屋で目に飛び込んできた「馬油の力」という本。そのタイトルだけなら健康関連の本のようで素通りしていたかもしれません。
この表紙は完璧「美容」系の本ですよ!っていう魅せ方ですよね。馬油の存在は昔から知っていましたが、その効能や正しい使い方をちゃんと知りたいなと思ったので、速攻読んでみました。
どうやら馬油はアトピーやダイエットや育毛にも、そして美肌効果もあるようです!
あなたもお手元に馬油を一つ置いておきたくなりますよ。馬油の力であなたも美肌効果を実感しませんか?
Contents
「驚異のパワー!美肌、育毛、肩こり、冷え性にアトピーまですごい効果!馬油の力」の目次
ではまずこの「馬油の力」の目次から見ていきましょう。
- 第1章:馬の油に秘められたパワー:馬油のすごい力
- 第2章:美容と健康をサポート:馬油の効能・効果
- 第3章:正しく使って効果的に:症状別馬油の使い方
- 第4章:さまざまな悩みが解消!馬油で改善した!みんなの体験談
第3章の症状別は,「美肌」「育毛」「皮膚を守る」「痛みを和らげる」「炎症を抑える」「体の不調にも」という6つの症状についてお話されていますよ。わたくしはまだ「アトピー」という言葉が一般的になるかなり前からアトピー性皮膚炎に悩まされた人生を歩んでおり、未だ解決していないので、もうね、飛びつきましたよ!
ちなみにこの本の監修はアスカ鍼灸治療院院長の福辻鋭記氏。
馬油って何?
まずは馬油についての説明から。そもそも馬油は中国が由来。なんと4000年も前から中国騎馬民族で「馬の油が傷の治療に効く」として使われてきたそう。
その馬油が中国から日本に伝わったのは、奈良時代だと言われています。やけどや切り傷の特効薬として、武士や庶民の間で広まったそう。
馬油、実はガマの油…
「ガマの油」というのを聞いたことがありませんか?筆者も名前だけは記憶にあります。でも本当に名前しか知らないんですね。
実はこの「ガマの油」というのは、生類憐れみの令があった江戸時代に、馬や牛も殺生が禁じられていたので、実際に馬油を「これは馬の油ですよ」と公言できなかったので、「我が馬の油」→「我馬(がま)の油」→「ガマの油」として売られていたとか。
なるほど!ガマの油って馬油だったの?真偽の程はわかりませんが、本書「馬油の力」では、そのように説明されています。
馬油の特徴
美肌に良いと言われても、馬油は「油」ですから、肌がオイリーになっちゃうんじゃない?ベタつくよね?っていうのが日常使いとして使いたいという気持ちにならないのです。
しかしその「ベタつく」懸念は「馬油の力」を読み始めてすぐに払拭されました!
なんと馬油は、人間の皮脂に近い性質を持っていて浸透力も高いので、肌につけるとすぐに染み込んでいき、サラサラになるというではありませんか!これは魅力的!早く馬油、使いたい!って思っちゃいました。この記事を書き上げたらドラッグストアに走ります!(ドラッグストアになかったらポチりますよ)
※ 追記
近所のドラッグストアにありましたよ!噂のソンバーユ!
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肌馴染みが抜群!に良いです。洗顔後のケアに良し、お風呂後の体のケア・保湿にも抜群の効果を感じました!むふふ♪良い感じ。使い続けていますよ。
アトピーで弱ってる皮膚には、油分が必要!欠かせません。だけど、油分を補いすぎるとベタベタしちゃって何も出来ませんよね。だけどこの馬油の皮膚への馴染み(浸透力)のお陰で、本当に涙ちょちょぎれるくらい、助かってます❗
馬油が持つ力の効果とは?美肌に効果あるって本当?
馬油の力、その効果はどんなものがあるのか?ざっくりお伝えしますね。
- 体の外部と内部の酸化を防ぐ力
- 皮膚の化膿を食い止める力
- 皮膚に浸透し、酸素を排除・遮断する力
- 皮膚に油膜を張ることで保湿・保温する力
- 浸透した馬油の刺激と成分で血行促進
馬油の持つ力の秘密は、α-リノレン酸を多く含むことにあるのではないか、と言われているそうですよ。
馬油で新陳代謝が活発になり美肌になる!
中国の薬物学書「本草綱目」には、馬の油には、シミを取るのに効果があると記されています。それは何故かというと、馬油の血行促進作用によって血液の巡りが改善されて、新陳代謝が活発になるからだそう。
馬油は美肌効果抜群なのですね。筆者としては、アトピー性皮膚炎に悩まされ続けてきた人生ですから、シミどうこうは実際気にならないのですが、でも皮膚って、何か目についたらずっと目につく、もっと目につくんですよね。それが新陳代謝の活発によって解決されていくなんて!
美肌だけじゃなく美髪・育毛にも!
馬油が美肌になるのと同じ原理です。馬油を頭皮につけて、揉み込むようにマッサージすると、馬油が頭皮に浸透。栄養と刺激が与えられて、保湿・保温聖が高まることで、血液の循環が良くなる→髪の発育を促進する・毛髪の再生周期も正常に戻るということ。
これは女性だけじゃく男性にも嬉しい効果ですよね。女性も病気や産後・歳を重ねることで頭髪が薄くなることに悩まされている人は少なくありません。
馬油で美肌・育毛効果、美髪大作戦!実行しましょう!
アトピーにも効果がある馬油
筆者はアトピー持ちです。もうね、人生の9割方をアトピーに悩まされ続けてきました。完治しないんだろう、悪化する時が増えないよう何とか生きていくしかないんだ…くらいに思っていました。
アトピー性皮膚炎は、乾燥によって皮膚のバリア機能が低下。炎症を起こしやすくなっている皮膚に、汗やほこり・摩擦などの刺激が加わって起こるのだそう。
馬油には、肌の外側(表面)と内側で保湿力を発揮しますから、乾燥や刺激物が内部に入るのを防ぐバリア機能が働くのですね。
ただし、必ずしも効果があるとは断言できないよう。やはりアトピー性皮膚炎は人により違うようです。アトピーの場合は、なるべく不純物の少ない高純度の馬油を使うことで、炎症部の悪化を防ぐとのこと。
筆者もこの馬油、試していますよ。藁にもすがる思いですから。
この馬油の使用を始めて7ヶ月ほどが経過した今、アトピー性皮膚炎は、お医者様に頼る必要がないほど回復しましたよ。でもね、最初から順調だったわけでもない事実もお話しておきます。
馬油を使い始めて1ヶ月くらいたった頃、一度皮膚炎が悪化しました。ビックリして一時、馬油の使用をやめました。
今思うと、それは好転反応だったんだとうと。でもね、今までいろんな事を試してみては好転反応で炎症が悪化するのに耐えられず、またステロイドに戻って完治しない日々が続くのは目に見えて明らかだったので、少し様子を見ました。
その時にやった事は、すぐにお医者様のところには戻らず(戻ったらすぐステロイド漬けだとわかっていたので)、馬油の使用もやめ、ひたすら手をガード。とにかく寝る時は綿の手袋を。日中も仕事の妨げにならない時は綿の手袋を、状況に応じて指サック型の包帯をしたり、洗い物をする時は綿の手袋の上からゴム手袋をして水に手指が触れないようにしていました。
この間、医者にはかかりませんでしたが、以前お医者様から処方していただいたステロイドではない保湿クリームを手指や体に薄くつけていたんです。
そしてもう一つやったことが、ビタミン剤の摂取。ビタミンB・C・Dと鉄剤を積極的に摂るようにしました。すると、次第に皮膚炎のひどい状態がおさまってきたんです。
去年の同じ頃は、アトピー性皮膚炎が全然回復しなくて、季節の問題ではなく年中ひどかったのを思い返すと、すごい良い状態に。
そこで、ビタミン剤の摂取に合わせて馬油の使用を再開しました。
馬油の使用を中止していたのは2ヶ月ほどです。それから3ヶ月すると、あらビックリ!手指は包帯や絆創膏を必要としなくなりました。
普通の人の手と比べると、まだ一部かさついているところもありますが。気づくと、全然ケアしていなかった肘や膝・かかと・尾てい骨部のカサカサが全くなくなっていたのには、更にビックリ!
そうそう、もう一つ、いや二つほど、この間に「やめたもの」があります。それは、コーヒーと甘い物の摂取。
それまでの何十年と、毎日コーヒーを7〜8杯飲むコーヒー魔でした。ブラックでしたけど、コーヒーはブラックでも紅茶の7倍もの糖分があるのだそう。こわっ!あと、チョコをはじめ、甘い物大好きで、何気なく口にしていた甘い物やお酒のお供だったポテトチップスもやめました。
そうね、コーヒーと甘いものをやめてから、するすると皮膚は良い状況へ向かっていったようにも思います。なぜかというとね、完全断糖しているわけではないので、時にいただきものなどすると食べちゃいます。するとね、体は正直ですよ。翌日指がじくじくしてくるんです。ビックリですよ。
そんな時は、馬油を薄く塗って綿の手袋をして、過ごしています。
馬油の効果について検索してこられる方が多いので、ご参考になれば幸いです。
アレルギー性鼻炎にも効果のある馬油の力
馬油はラードと同じでそもそも食用なので、口に入れても問題はありません。だから全身どこにでも使えて効果があるのですね。
というわけで、アレルギー性鼻炎の場合は、鼻の粘膜に塗ることで、花粉やハウスダストが体内に入るのを防げるそう。(ただし馬油を塗る前に鼻うがいをしましょうね)
朗報!馬油の力がダイエット効果も!
馬油の力には、血行促進作用だけでなく脂肪燃焼も促進する効果があるのだそう。
もしあなたがお腹の脂肪を取りたいと思っているなら、馬油をお腹に塗ってマッサージすると、血行が良くなって脂肪の燃焼が促されます。また、マッサージすることで、弱っている小腸・大腸の働きが高まり、体内で脂肪が無駄なく燃焼されるようになるんですね。
馬油とマッサージの力が合わさると、美肌にも冷え性にも美髪にも、そしてダイエットにも効果を発揮する、女性にも男性にも最強のツールと言えるでしょう。
この他にも、本書「馬油の力」では、様々な症状別に効果的な馬油の使い方について、丁寧に説明されています。
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馬油の力で美肌効果抜群!アトピーやダイエットにも効く!のまとめ
- 馬油とは、4000年前から中国騎馬民族で「馬の油が傷の治療に効く」として使われてきたのが日本に伝わったもの
- 馬油は油でも浸透力が高いのでベタつかない!
- 馬油はα-リノレン酸を多く含むので酸化を防ぎ浸透力・保湿力がすごい!
- 馬油で新陳代謝が高まるので美肌・美髪・アトピーにも効果を発揮する!
- 馬油は血行促進するのでダイエットにも効果がある!
もう馬油は万能薬ですね。何にでも効きますから手元に置いておかない手はありません!さぁ、あなたもこの「馬油の力」を読んで、アトピー解決!美肌へ!美髪・育毛へ!と、馬油を使ってみませんか?