フランスの作曲家ラヴェルのピアノ曲を弾くなら読んでおきたいオススメの本

2021年3月7日

どんな作曲家の作品をピアノで弾く時でも同じこと。
もしあなたがフランスの作曲家ラヴェルの作品を弾こうとしているなら、読んでおいたらいい本があります。

今日3月7日は、フランスの作曲家モーリス・ラヴェルの誕生日(1875-1937)なので、改めてご紹介しますよ。

ラヴェルのピアノ曲
ラヴェルのピアノ曲

今どきはネットで検索すれば大方の情報は出てきますよね。
どうしてもその作曲家についての書籍が手に入らないのなら(出版されていないなら)それも貴重な情報源。
でもね、もし書籍が手に入るなら、是非とも手にとって読む事を強くオススメします!

ラヴェルのピアノ曲とは?

この本は、エレーヌ・ジュルダン=モランジュとヴラド・ペルルミュテールの、ラジオでの対談をまとめられたもの。

ラヴェルの作品ごとにトピックがまとめられています。
ラヴェルがそれぞれの作品にどんな想いを込めていたのかがよくわかりますよ。
なんと有難いコトでしょうか。

本書で取り上げられているラヴェルのピアノ作品は

取り上げられている作品は以下の通り。

  • 古風なメヌエット
  • 亡き王女のためのパヴァーヌ
  • 水の戯れ
  • ソナチネ
  • 鏡(全5曲)
  • 夜のガスパール(全3曲)
  • ハイドンの名によるメヌエット
  • 優雅で感傷的なワルツ
  • マ・メール・ロワ
  • ・・・風に
  • クープランの墓(全6曲)

全101ページの、割と薄い本です。
しかし、ヒントは沢山詰まっています。

例えば

「ラヴェルの場合クレッシェンドは、永く押し殺していた感情が堰を切って溢れ出したようなものなのです。」

「ラヴェルは、高声部では あまり音符をはっきりさせずに、むしろ空間で振動するぼやけた感じを与えるために、ペダルをつけるように勧めていた。」

  13ページから引用。

ピアノ作品と向き合う時に読んでおいたら良いオススメ本とは

どの作曲家においても言えますが、その作品と向き合う時に、読んでおいたらいい本があります。

  • 第一に伝記
  • 次に(あるならば)書簡集や、このような対談集

作曲家の伝記や書簡集・対談週などを読むメリットとは?
それはね、それぞれの作品が生み出された背景や、作曲家のその作品に対する想いがわかるという事。

弟子による著書も(この本含め)、それぞれの曲をどう演奏するか?と言うヒントがいっぱい詰まっていますよ。

今日のピアノ動画*ラヴェル「水の戯れ」

ティブレイクは、モーリス・ラヴェル様の「水の戯れ」。

この演奏は、2010年10月23日、神戸芸術センターのシューマン・ホールでのリサイタルから。
ピアノはザウターでした。

まとめ

ラヴェルに限ったことではありません。
あなたが何かの曲をピアノで(あるいは他の楽器で)弾くなら、その作曲家についての伝記やその作品が生み出された背景については出来る限り知っておくことをおすすめします。

自分がピアノでどう弾くかは、最終的に自分で決める事。
そのために、ヒントとなる情報はないよりあった方がいい。
一つでも多くあれば、尚良いですね。

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