ピアノを習っている人なら、ピアノを弾いている人なら、「もっと上手になりたい!」と思っているのではないでしょうか?もっと上手に、もっと素敵にピアノを弾けるようにと、毎日試行錯誤しながら切磋琢磨に練習を重ねていると思います。

ハイドン「ピアノソナタ」の1フレーズ

ピアノが上達する条件があります。それが好奇心。「疑問を持ったらすぐ聞く」と言うことです。後回しにしない。その場で解決すること。

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ピアノ・レッスンで大事にしていること

私は日々のピアノ・レッスンで、生徒たちにまず通して弾いてもらいます。そして私が気になって言いたいこと(注意したいことや、考えてもらいたいこと)を言う前に、大抵はまず彼らに問いかけます。

「何か気になってることはあるかしら?」
(先ず、生徒たちが抱えている疑問や不安から解決していこうと言うスタイルです。
 こちらが言いたい注意点は、押し付けになりやすいでしょ。
 先ず質問を解消してあげる。その努力をする。)

すると先日、小5のHちゃんが聞いて来ました。
(上の2枚目の画像の、2小節目の終わりの、「mf(メゾフォルテ)」の右手の「レ」について。)

「この音は、それまでのフレーズの終わりの音ですか?
 それとも、このレから次のフレーズが始まるのですか?」

とっても良い質問です。笑ったり、そんなん質問するんだ、とバカにしないことです。わからないから、聞いてくる。これは当然のことです。こんなことを質問したら、笑われるかも?と、質問できずにいる方が、とてもマズイです。

一度習ったことだって、人間ですから忘れるのはおかしくない。当然とも言えます。習ったことが一度で全て記憶できて身につくなら、誰も何も疑問に思わないし、困りません。

自分目線ではなく、対峙している相手の目線に立つことを、我ら講師は、絶対に忘れてはいけないことだと思っています。

疑問はすぐに聞く。その場で解決する。

さて、Hちゃんの質問に答えましょう。

Hちゃんが質問した音の、数小節前を見ましょう。それがこの画像です。このフレーズは、始まりが「アウフタクト(弱拍から始まるフレーズ=「弱起」)」だよ。だから、Hちゃんが「このレは終わり?始まり?」と思ったその「レ」は、「始まりの音」になるんだよ。アウフタクトで始まったら、その後も、同じように始まるからね。

Hちゃん、すっきり。ほんの一瞬の質疑応答です。

もし、この質問を受けなかったら(聞こうとしなかったら)、Hちゃんは、モヤモヤしたまま、このフレーズをいつも弾くことになったでしょう。

疑問を持ったらすぐ聞く。これが上達の条件。好奇心は最高の上達の条件。」ですよ。

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今日のピアノ動画*ドビュッシー「ゴリウォーグのケークウォーク」

さて今日のティーブレイクは、フランスの作曲家ドビュッシーの「子供の領分」から”ゴリウォーグのケークウォーク”をお送りします。

2018年9月2日、南麻布のセントレホールにて、ピアノはスタインウェイ。

好奇心はピアノ上達の条件!疑問を持ったらすぐ聞くのまとめ

  • 当たり前だという思い込みを捨てよう!
  • 知らないことは恥ずかしいことじゃない!
  • 疑問に思ったらその場ですぐ聞く!

なんとなく流されてしまう事はピアノに限らず少なくないでしょう。話を止めたら悪い(失礼だ)などと思っていると、あなたの中でせっかく湧いた疑問が解決することはありません。当たり前は想像力を潰します。想像力がないと表現力が落ちますよ。いやいや、もっとあなたの「なんで?」を大事にしましょう。それがあなたのピアノでの表現力をグン!と上げますよ。

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