1オクターブの全調スケール集

2020年3月21日

ピアノに限らず、何かの楽器で演奏をするには、スケール(音階)練習は欠かせません。
なぜ音階練習が欠かせないのかと言えば、曲は大なり小なり音階とその調の主要和音で出来ているから。

ある程度学習が進んだ人たち向けのスケール練習用の楽譜は、いろいろ出版されています。
しかし、学習を始めたばかりの初級者向けのスケール集は、なかなかありません。
いや、ないと言えば嘘になりますが、何しろ筆者の教室は海外にありましたから、そう簡単に日本の楽譜を手に取る事も出来ませんでした。

というわけで、目の前にいる小さな生徒のレベルに合わせて、楽譜作成ソフトを使って初級者向けのスケール集を作ったのです。

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自作の1オクターブ全調の音階・アルペジオ集

1オクターブの全調スケール集をピアノレッスンで再活用する時がキタ!

もう10年以上も前のことです。まだ今のように、日本の楽譜が簡単には手に入らなかった頃のこと。
当時は日本の楽譜を手に入れようとしたら、香港にある日系書店で注文して3週間から1ヶ月も待たなければなりませんでした。

しかも、中身を見ることもできず、使ったことのない楽譜を注文するのは「賭け」。
(長いこと待っても、入荷しない事もありましたし。)

「こどものハノン」という楽譜はあっても、スケールやアルペジオが全調載っているわけではありません。だからその頃に、Finaleという楽譜作成ソフトで、全調1オクターブのスケール・アルペジオ・カデンツ集を作りました。
当時の生徒たち全員に配布して使っていましたが、そのうち生徒たちも全員入れ替わり、Amazon様さまの時代が到来。

3年前からは月に1度の東京との往復生活も始まり、ますます楽譜に困らなくなってきました。

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音階の導入:指くぐりなしで5音で弾く音階

なのですが・・・単純にスケール・アルペジオ・カデンツに特化した、全調もの(1オクターブでいい)って、あるのでしょうか?
あるのかもしれませんが見つからず、昔のファイル(データ)を引っ張り出してきて製本しました。
これが必要な生徒さんが現れたのです。大人の初心者さん。

香港は、英国王立音楽院のABRSMのグレード試験が盛んです。
荒井ピアノ教室の生徒たちでも、インターナショナル・スクールに通っている子たちはABRSMのグレード試験を受験する子が多くいました。
ABRSMにもグレード別のスケール集がありますが、これもまた微妙に使いにくい。
何故なら、グレードによって出てくる調が違うため、やはり全調は載っていないのです。

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大人の方は、「きちんと、一つずつ理解したい欲」が物凄いんですよね。
この彼女も、何故曲によって「調」が違うのか/違うのがわかるのか?
どういう仕組みになっているのか、知りたいと、バイエルでハ長調以外の調が出てきた時にね、「どうしてですか?」彼女の「どうしてですか?」は止まりません。

徹底的に、一つずつきちんと理解出来るまで、質問が飛びます。
いいですね、一つずつ理解して、前へ進む。
というわけで久しぶりに、自作全調スケール集を使うことになりました。
データ・ファイルが残ってて良かったです♪

ピアノで弾く1オクターブの音階・アルペジオの楽譜はこちら

記事中で紹介しました、1オクターブの音階・アルペジオ集ですが、5音で弾ける音階だけですが、こちらのページで、無料で公開しています
必要でしたらどうぞお使いくださいませ。

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