ピアノ・リサイタル御礼ダイジェスト動画報告!おんがくの絵本「子供の領分」
皆々様のお陰様で、2018年9月2日(日)のピアノ・リサイタルを無事終了致しました。
ありがとうございます!
今回のリサイタルのご報告を兼ねて、ダイジェスト動画を交えてお送りしますね。
おんがくと映像とお話のコラボの始まり
リサイタルを企画運営して下さっている古塚真紀子先生の企画で、「音と映像とお話」をコラボレーションしてみたのは2017年から。
2017年は様々な小曲を選んで、それに真紀子先生がお話を作り、真紀子先生のご友人の画家さんたちが絵を描いてくださってナレーションが入りました。
音楽は、その演奏から・音の流れる様や響きから何かの映像をイメージしたり、お話の世界を思い浮かべるのは難しい事ではないと思います。
でもね、誰もがイメージすることが最初から好きだとか、得意だとは限らないでしょ。
せっかくピアノを弾くのなら、せっかくピアノを聴くのなら、その音から何かを感じて欲しいな、という思いを伝えたかった。
イメージするのが苦手なら、イメージの仕方のお手伝いが出来るんじゃないかしら?と思う、この「おんがくの絵本」でね。
いっぱい想像する力を育てると言っては、おこがましいかしら?
「おんがくの絵本”子供の領分”」とは
そして今回は、真紀子先生も私もよく知る方に「言葉の魔法使い」のような方がいて、真紀子先生が猛烈アタック(笑)でお願いして、オリジナルの「おはなし」を考えて頂きました。
その「おはなし」に合う登場人物のキャラクターはなんと、真紀子先生の小学生のお弟子ちゃんが描いて下さったの。
そして背景は画家の船田直子先生と、キャラクターを描いてくれたお嬢ちゃまのお母様が。
ナレーションは今年も、迫真の声色使いで船田直子先生がして下さいました。
2018年はフランスの作曲家クロード・ドビュッシーの没後100年。
というわけで、ドビュッシーの組曲「子供の領分」に「おはなし」と「キャラクターに背景画」を合わせたコラボ。
みんなで作った感がスゴイ!と制作側は気持ちがアゲアゲ(笑)。
ドビュッシーの組曲「子供の領分」は6曲から成っています。
その中で第1曲の「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」と第6曲の「ゴリウォーグのケークウォーク」は単品で演奏される事はあれど、他の4曲はあまり取り上げられる事はないよう。
だからこそ、「子供の両分」全曲を通して聴いて欲しかったの。
どなたかも仰っていましたが、ドビュッシーの作品はみんな「タイトル」が付いているから、想像しやすいと思います。「子供の領分」は以下の6曲。
- グラドゥス・アド・パルナッスム博士
- 象の子守歌
- 人形へのセレナーデ
- 雪は踊っている
- 小さな羊飼い
- ゴリウォーグのケークウォーク
さぁ、ではどんなコラボになっているのか、ちょっとだけおすそ分け♪
おんがくの絵本「子供の領分」ダイジェスト動画でご報告
1回きりの上演で終わりにしてしまうのはもったいないよね!と打ち上げで勝手に盛り上がった制作サイド(笑)。
というわけで、いつかまた何らかの形でご覧頂けるような事を考えているので、「おはなし」も「音楽」も「ダイジェスト(抜粋)」でのご報告ですよ。
全編で30分あるところを、10分にまとめました。
どうやら自分で弾いていて聴こえてきた音の響きと、客席に届いた響きは違うようでした。
自分にはとても音がクリアに聴こえていたのですが、会場には「柔らかい」「甘い」音が届いていたよう。
「ピアノは何だったんですか?」と聞かれたり、リハの時「遠慮しないで弾いていいと思うけど」などと言われたのです。
本番ではもう勝手に自分の音の世界に入っていたので、加減も何もあったものではなかったなぁ、と後でハッとしましたが(笑)。
動画の音は、自分自身に聴こえていた音にかなり近いのでビックリ。
そういえば照明も暗くして下さっているな、と思ったらめちゃ明るくなっている時もあったりして、切り替えされてたのにも全然気付かず、音の世界に入っちゃってました(笑)。
あなたはどの「おはなし」がお好き?どの「絵」が好きかしら?どの「曲」を今度は弾いてみたい?
うふふ。あなたの「好き」を見つけてね。
終わりに
後半は「おはなし」と「映像」は無しですが(あ、私がよく脱線する話は少ししていましたが)、ドビュッシーの他の作品たちを聴いて頂きました。
いつも、ありがとうございます!
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