● 長い音階フレーズは、指遣いと打鍵が要

 

曲の中には、よく、音階フレーズ
アルペジオのフレーズが登場します。

あ〜、この曲、音階が多くてね・・
アルペジオが多くてね・・・
和音が続くの苦手でね・・・

よく聞く3つの「いやだな〜」です。

でも、曲ってそもそも、
「音階」「アルペジオ」「和音」で出来ているのですよね。

アルペジオは分散和音ですから、そもそも和音です。

「この曲は音階が多いから」
「この曲はアルペジオが多いから」
「この曲は和音ばっかりだから」

と敬遠するより、それらを克服する、
親しんでしまう方が得策です。

「やる気と本気」さえあれば、
すぐ仲良しになれますよ♪

さて、こんな音階フレーズは、
「弾きにくいのは音階が続くから」とか、
「弾きにくいのは、左手だから」とか、
「弾きにくいのは、指がずれていくから」と思っているなら、

その「思い込み」を外す方へ、意識を置けばいい。

このフレーズの場合は、通常の
「音階の基本の指遣い」では、弾けません。

そのために、指遣いの参考が書かれていたり、
自分でより自分に合った指遣いを考える事になります。

ここで大事なのは、「考える事」と、
それを自分の「指に定着させる(言い聞かせる)事」です。

出来たつもりで(覚えたつもりで)
指に任せて弾いても、思うようには弾けません。

つっかえて弾き直したり、指遣いがぐちゃぐちゃになって、
適当弾きになるのが、オチです。

多くの人が勘違いしやすいのが、

「わかった」つもりになっている事です。

指は自分の体の一部ですが、
自分で思っている通りには、動きません。

普段の事柄、
例えばドアを開けるとか、
蛇口をひねるとか、

そういう日常の感覚的な事は、
習慣として身についているから、出来るのです。

だけど、このフレーズのように、
新しくやろうとする事の場合は、事情が変わります。
(音階そのものは新しくなくても、指遣いや弾き方においては、
 今までと違う、と言う意味で「新しい」。)

新しい事をやるなら、それが定着するまで、
何度でも(指に)言い聞かせなければなりません。

そうしなければ、弾けるようには、ならないのです。

例えば、「ゆっくり練習」なら、弾けるようになったのに、
「テンポを上げたら」元の木阿弥、弾けないの・・・

と言うのは、「ゆっくりの練習」なら、
都度指先に言い聞かせて弾く事が出来るのに、

「テンポを上げたら」、指を動かす事だけに追われ、
音を並べる事に追われ、

指先に動き方の、指遣いの指令を送る事が、
すっこ抜けるのです。

  そんな暇、ない!って感じです。

たまには器用な人もいて、
1回、或いは数回、指先に指令を送れば
指が動きを覚えてくれる、と言う人も、います。

でも、多くの人は、そうでは、ありません。

 

 

ここまでが、短くない道のりだと思いますが、
ここまで言い聞かせが出来るようになったら、

と言うか、本当は同時進行でやりたいところ。

もう一点、気をつけたい事があります。

打鍵の仕方です。

指遣いだけに囚われていると、

音を並べるだけになってしまいます。

キュウリを叩いているみたいです。

大事なのは、いかに音楽的に弾くか?弾けるか?

と言う事。

じゃあ、打鍵はどうしたらいいんだろう?

 を、考える事。自分の音をよく聴く事。
 自分の指の動きを、あちこちから見てみる事。

イマドキは、スマホやタブレットで簡単に録画できますから、
あっちから、こっちから、角度や視点を変えて、
自分の手の動きを撮って見てみましょう。

意外と、自分の手は指は、自分が思っているような動きを
していないのです。

 

 

お読み下さり、ありがとうございました。

荒井千裕 拝

 

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