左手→右手→左手→右手・・・と、ピアノで手を交互に打鍵していく「交互奏」は、弾きにくいと感じる人が多いものの一つです。あなたは交互奏で「弾きにくいなぁ」、と思ったことはありませんか?例えばこんなフレーズです。

これはメンデルスゾーンの「ロンド・カプリチオーソ」のコーダ(結句)です。両手共にオクターブ和音が駆け上がるフレーズで、華やかに盛り上がっていきますが、弾く方は息も絶え絶え、手も混乱し疲弊しやすいところですね。

オクターブで弾くフレーズだから、弾きにくいのではありません。次の画像も交互奏ですが、オクターブではありません。両手共に単音ですが、「弾きにくい」と言う訴えのあったフレーズです。

こちらはシューマンの「ピアノ・クィンテット」の1フレーズです。1枚目の画像と同じように、左手から弾き始めて右手へ、そして交互に弾く音が続きます。

「左手から弾き始める」と言うのがポイントです。始まりは、左手なのです。つまり、左手がリーダーなのです。

交互奏の時に意識したいことが一つあります。それは、「両手順番こに打鍵する」と言う考えを捨てることです。

左手を打鍵してから右手が打鍵への動きに入るのではありません。1拍ごとに打鍵を捉えてみましょう。打鍵のために落とす動きに入るのは、左手も右手も「同時」です。ただ、左手が先攻するだけです。 

右手は左手の後から「ついてくる」だけです。このように交互奏の打鍵の仕方を考えると、打鍵の動作が半減します。余計な動作がなくなるとどうなると思いますか?余計な動作とは、無駄な動きだ、と言うことです。無駄な動きがなくなれば、交互奏が弾きやすくなるだけではなく、疲れることもなくなりますよ。

ご参考までに。

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