ピアノで何回弾いても何回練習しても音の動きが覚えられない〜〜!って悩ましくなる時はありませんか?音符の長さが長くなっていくと、何だか違和感を覚えることはありませんか?

今日は、そんな覚えにくい音の動きを覚える方法と、音符の長さが長くなっていく時の注意点についてお話します。

ピアノで覚えにくい動きのフレーズを覚える方法とは?

「何度弾いてもその動きを正しく覚えられない。何度弾いても、正しく弾けているかどうかがわからない」というようなフレーズ・音の動きを覚える方法です。

「動きがある」と言うことは、その動いている音を2つずつ、あるいは3つずつでも幾つでもいいので「まとめてみる」ことをお勧めします。つまり、和音化することです。

和音になれば、「響きとして」、そして「和音として捉えた時の指の形として」の印象が深まるでしょう。響きとして覚えられれば、違う音を弾いてしまった時に「これは違う」と気づきます。

和音として捉えた時の指の形として覚えられれば、次に動く指の位置を予測して動いていけるでしょう。(動く前に、危険を察知・回避できる)

画像はリスト作曲の「愛の夢」第3番、最後のセクションに入る前の細やかなパッセージです。このフレーズなら、2音ずつ和音化して弾いてみましょう。見事に半音ずつ降りていくことを、響きで再確認できますよ。

「半音ずつ動いていく」と頭でわかっていても、耳と指はなかなか理解してくれません。そこを改めて認識させていきます。

こんな「覚えにくい音の動き」は、2音ずつまとめて和音化して覚えよう!

ピアノで音符の長さが長くなる時に気をつけたいこと

「音価」とは、その音符の長さのことです。速い音の並びから、少しだけ音価が長くなった音符が現れた時に陥りやすいのが、「テンポ感の喪失」です。「1拍の長さ」が、わからなくなったり、曖昧になりやすいのです。テンポ感を失うと、演奏の安定感を失います。

そんなピアノを弾く上で「音符の長さが長くなる時に気をつけたいこと」のお話です。

こちらはロシアの作曲家、チャイコフスキーさんの「ノクターン」という曲の一部です。この画像例ではいろいろな長さの音符がありますが、「右手で弾くところ」を見てみましょう。

第1拍から第3拍までは「8分音符+16分音符二つ(たったか)」というリズムです。そこは「16分音符ベース」で頭の中で音楽が鳴っていることでしょう。8分音符は、16分音符二つ分です。

しかし第4拍では、8分3連符になります。8分3連符は、1拍を三つに分けるもの。それまでは16分音符ベースだったので、1拍のカウントは「タカタカ」(1拍=1234)でした。

ところが8分3連符になると、1拍のカウントは「タ・タ・タ」(1拍=123)。つまり、8分3連符の方が「一音」の長さは長くなります。(りんごを、4つに切るのか3つに切るのか?どちらが切り分けた1個は量が多いのか?ということと同じです。)

では、どうしてそこでリズムが変わっちゃうんだろう?って、考えてみましょうか。

今、ここにこの次の小節の画像例を出すことができません。しかし、この次の小節は拍子が変わって4分の2拍子になり、それまでのフレーズは終わります。(その次の小節では、また4分の4拍子に戻り、次のフレーズが始まります。)

フレーズの終わりは大事に、気持ちが緩やかに穏やかになっていく事が多い。それを「16分音符から8分3連符に変える事」で表したかった事もあるのではないかな?と思いますよ。

リズム/音価が変わる時、1音の音価が長くなっていく時は、大事に大切なものに触れていくように。そんな想いを指先に込めて鍵盤に触れたいですね。

ピアノを弾く時に、音符の長さがなくなる時に気をつけたい事のお話でした。

ピアノで覚えにくい動きを覚える方法と音が長くなる時の注意点のまとめ

  • 覚えにくい音の動きを覚えるには和音化してまとまりで覚える!
  • 音符の長さが長くなっていく時は、大事に大切なものに触れる時の想いを感じる!

ピアノを弾く・演奏する・表現するには、あなたの「感じること=感覚」が大事です。なぜなら私達が紡いでいる音楽は、機械が奏でているのではなく感情を持つ人間が表現しているものだから。

それでも感覚だけで演奏していては、乗り切れないこともあります。覚えにくいなら覚えられる方法を考えましょう。音価がおかしい?リズムがおかしい?と感じるなら、注意して正していきましょうね。

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