16分音符や32分音符など、速い音のパッセージは、無意識のうちに焦ってしまっていませんか?パニックになっていませんか?息が止まっていませんか?

指が勝手に走ったり、16分音符の終わりまで聴けずに弾ききれないこと、ありませんか?そんな速い音のパッセージやフレーズをラクに弾けるようになる方法を考えてみましょう。

速い音符に立ち向かわず、受け止めてみよう!

リスト「パガニーニ・エチュード第6番」第3変奏から

16分音符や32分音符など(拍子記号や速度指示によっては8分音符でも)、速い音価のパッセージや、オクターブのフレーズになると、ついつい、追い立てられていませんか?立ち向かって行っていませんか?

「はっ!」と思ったら、ちょっと立ち止まって、もう一度、楽譜を見直してみましょうね♪

「拍」は、とても大事なものです。でも、拍どおりに捉えてしまうと、ツラい状態に陥ってしまう事があります。だから、この画像例のような場合は、画像に赤の縦線を入れたように、仕切り直すように、改めて入り直すと、とてもラクに、そして美しくなりますよ♪

これは「グルーピング(音の捉え方・分け方)」です。速い音符のパッセージは、立ち向かって行かず、受け止めてみましょう。断然、弾きやすくなりますよ。

タンギングのススメ

では指が勝手に走ったり、16分音符の終わりまで聴けずに弾ききれないことを防ぐ方法についてお話しましょう。

ねぇねぇ、小学生時代にリコーダーやりましたよね?今の小学生も、リコーダーやりますよね?海外の学校ではやらない所も多いようですが、息子が通っていた英系インターナショナル・スクールではソプラノ&アルト・リコーダーをやっていました。

リコーダーに限らず管楽器の経験がある方なら、「タンギング」の感覚がわかるでしょう。リコーダーや管楽器をノン・レガートで演奏する時、舌を使って「タタタタタ」とか「トゥクトゥクトゥクトゥク」って、発音しますよね?

息子が属していた小学校のリコーダー・アンサンブルの、香港聖ジョン大聖堂でのコンサート

それです!タンギングの「タタタタ」とか「トゥクトゥクトゥクトゥク」です!それをやってみましょう!弾きながらね。声に出しても出さなくてもいいのですが、そのタンギングをする時の舌の状態を、16分音符フレーズに合わせてやってみましょ。

それが出来れば、完璧!ですよ。何がって?指は勝手に走っていきますが、舌の動きはそこまで簡単にアッチェレランド(だんだん速く)するほど、コントロール不足にはなりません。

効果抜群ですよ。是非、お試しあれ。

速い音のパッセージでパニックにならないために

  • 速い音符に・鍵盤に立ち向かうのをやめよう!
  • グルーピングを考えて、受け止めてみよう!
  • 弾きながらタンギングしてみよう!

要するに、自分が弾いている様子を俯瞰してみると良いですよ。言い方はいろいろありますが、例えば「自分を後ろから手綱を引く」「指で弾かず上腕で弾く/肩甲骨で弾く」「天使の羽で弾いていく」など。あなたに相応しい視点を見つけてみましょう。

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