何気ないフレーズ、大して難しくもないフレーズなのだけど、なぜかギクシャクした印象を持つ事はありませんか?アーティキュレーションを正しく読みとるって、どうするんだろう?

そんなお話をしてまいります。

黒鍵と白鍵の交互奏で気をつけたいポイント

例えばこの画像のようなところです。

ビゼー「子供の遊び」”隅取り鬼ごっこ”から

両手とも、ト音記号です。「ソ#とラ」を交互に弾いていきます。
この時、なんだかボテボテした感じだとか、音が多い・拍が多い印象を与えているとします。そんな時、あなたは「何が原因」だと思いますか?

原因がわからなかったら、客観的に見るために動画を撮ってみるのも一つの方法です。

これはすごく単純な動きなのです。黒鍵と白鍵を交互に弾くから、位置関係の問題です。「遠く=黒鍵」と「近く=白鍵」。「向こう側=黒鍵」と「手前=白鍵」という「無意識の感覚」のようです。

だから、「向こう行って、手前に戻って来る」という、動作が大振りになりやすいのが問題です。このように動作が大振りになっている時、手首が動いています。見方を変えると、「手首で弾きに行っている」感じです。

「手首が動いて弾いている」場合に問題なのは、手首が落ちた時に弾く音(この場合は白鍵の音)に、過剰にアクセントが付いてしまうこと。だから、「気になる音」が「拍」が多い印象を与えてしまいます。

手首が上下に動かないように。

「そ」ではなく、1音目から終わりに向かって行くように、車が左からやってきて右側へ通り過ぎるように。スケートで一気に滑って行くようにイメージしてみよう。

アーティキュレーションを正しく読み取るのがポイント!

アーティキュレーションってそもそもなあに?

アーティキュレーションとは

「アーティキュレーション」とは、音と音のつながりに様々な強弱や表情をつけることで、旋律などを区分すること。簡単に言うと、アーティキュレーションとはそれぞれの音のつながり方/区切り方のことです。

湯山昭「お菓子の行進曲」から

この画像の譜例は、非常に面白い。細かなスラーの付き方・スタッカートやアクセント・テヌート、伸ばす音に切る音を合わせるなど。

しかし、この指示通りにアーティキュレーションを読み取らないと、全く違う曲になってしまいます。元々の曲の持ち味が生かされません。それはとっても残念です。せっかく大変な譜読みをして練習をしているのに・・・

だからこそ、譜読みは目を皿のようにして

読むべし!読むべし!!読むべし!!!

ただ音だけを読まないように。そこに書かれているものを全て正しく読み取るよう気を付けましょう。読み取ったことは演奏に反映させる努力をしてみましょうね!そうしたら、あなたの演奏はもっともっと素敵に!音が動いていきますよ♪

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