ピアノで同音連打を弾くのって、同じ音が続くからラッキー?

でもね、同じ音が続くのはどうしてなんだろう?何か意味があるのだろうか?同じ音が続く時に指を替えなきゃいけないのはどうして?絶対替えなきゃだめ?

今日はそんな、ピアノを弾く時の同音連打=同じ音が続く時の弾き方について考えてみましょう。

ピアノで同じ音が続く意味とそのエネルギーを考える

ショパン「バラード第1番」から

では画像の右手を見てみましょう。

全てオクターブで動いていますね。画像の1小節目、重音の中の音はさておき、外側の音は同じですね。2小節目の1音目まで同じ「ミ」。でも、全部、意味が違う音です。

特にスラーの終わりの音は注意。何故なら、その音は次の音に向かっていく音だから。だけど、

「向かっていく」=「クレッシェンド」ではありません。

エネルギー的には向かっていきますが、「みーみ」の後、「ミーレ」の「ミ」に入る時は、改めて入り直す。

「ミーレ」の「レ」も、次の「れみれ」に向かっていくけれど、ここは1小節目の「みーみ」のスラーとは、またちょっと意味が違います。それは何故でしょう?是非、考えてみましょうね。

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ピアノで同じ音が続く時に指を替えるのは意味がある?

ラフマニノフ「プレリュード」Op.23-5から

この画像は一例で、音がどのように進行していくかは曲によって違います。

でも、このように同じ音が続いて違う方向へ音が動いていく場合は、その同じ音の2音目を打鍵する時に、指を替えるのは意味があります。それはどんな意味かって?

それはね、次の音への打鍵をスムーズにする/しやすくするという利点がある、ということです。その利点は、極力美しい音を出すための、凸凹しないための技法の一つです。その方が弾き易いの。

同じ音が続いているから同じ指で弾いた方がラクチンじゃん?って思って弾いていた子も、「あ!ほんとだー」と感じてもらえました。

ある人たちは、これは当たり前かもしれないですが、みんながみんな、当たり前になっていない事の一つでもあります。もちろん、同音連打の全てにこの法則が当てはまるわけではありません。

あなたも是非、同じ音が続く意味を考え、音がどのようにどこへ向かっていくのか、あなたの耳で聴いてみましょう。

ピアノで同じ音が続く時には立ち止まって考えてみると表現が輝く!のまとめ

  • 同じ音が続く時、それらの音はどこへ向かっていくのか?
  • エネルギーはどのように動いているのか?
  • 同じ音のそれぞれの立ち位置(意味)はどんなものか?
  • 指を替えて弾いたら何が変わるのか?

同じ音が続くのは、考えることなく安易にピアノで音を鳴らすことができてしまいます。だからこそ、それらの音はどんなものなのかを考えることを忘れがちです。

また、自分でどんな響きの音を出しているのか、忘れがち。是非同じ音が続く時は、立ち止まって考えてみましょう。

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