伸ばす音やタイが多かったり、少しテンポがゆっくりの曲をピアノで弾いていると、拍の感覚がわからなくなる事はありませんか?

あれ?1拍の長さってこのくらいだったっけ?と。

ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」から

今日はそんな「拍」のお話と、音の行方や音価についてお話します。

まず拍を正しく捉え理解しよう!適当に流さず立ち止まって考えるのがピアノ演奏を上達させるコツ

音に気持ちを乗せたりフレーズや響きから感じる自分の感覚を大事にする。それは正しい事だし、それをやるのが「あなたのピアノ音楽」だと思います。でもね、拍は正しく取らないとおかしな事になりますよ。それは「ルバート」とは別のお話です。

ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」から

この画像のように伸ばす音やタイになっている音は、その伸ばし加減が「適当」になりやすいので注意が必要です。拍がいい加減になると、拍子感が崩れます。その違和感は、弾いている本人は何とも思わなくても、聴いている方にはズッコケるような違和感。

リズムって難しいですよね。でも、正しいリズムを理解するよう努めようね。

  • なぜ、それほどに音は伸びているのか?
  • なぜ、もっと短かくするわけには、いかなかったのだろう?

って、考えてみたら、きっともっと面白くなるよ!忘れないでね。伸ばす音は本当に注意が必要。

ピアノで伸びる響きを聴いて、なぜそれだけ伸びるのだろう?って考えてね。

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ピアノの音の行方を音価を追い続けよう!音価が速くなっても「歌う」事を忘れない!

モーツァルト「ピアノ・ソナタ」K.331 第1楽章から

このフレーズは、気をつけたい事がいっぱいありますね。右手だけでも、幾つもあります。

その中でも、始めに気をつけたい事、それは「音価」

右手を見ると、画像1段の第6拍だけ32分音符になっていますね。それまでは8分3連符でしたが、ここだけ変わります。という事は、1音の音価が短くなるという事。音価が短くなると、もう意識は「速く弾かなきゃ!」と勘違いしてしまうのです。

でもね、その32分音符の4音を見て!とても綺麗でしょう?音階になっていますよ。もしこれが音階じゃないとしても、その音の動きを見たら、きっと素敵な歌が聴こえるでしょう。どうぞ、あなたの心で歌って、それを指先へ伝えてね。

1つのフレーズの中に表れる音は、全ての音が同じ音価とは限りません。正しい音価を理解する=1拍の長さを理解しておくことと、その動きの中で音はどこへ向かって行くのか?を、考えてみましょうね。音価が短くなっても、1拍の長さが短くなるわけではありませんよ。

どんなに速いフレーズでも音価が急に短くなっても、あなたの中から歌うことを亡くさないようにね。きっと歌がなくならなければ、突拍子もなく速く弾いてしまうことも、なくなるでしょう。

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