ピアノを弾く・ピアノの練習をするというのは、よほどの事がない限り一人地道にツライ練習の毎日が繰り返されます。本番もステージで一人で、自分自身と闘う。

楽しんだらいいとは言っても、怖さが付きまとうでしょうか。

たまに、連弾や二台ピアノ・他の楽器や歌の伴奏をする機会があると、凄く嬉しかったり楽しい気持ちになりませんか?

でもね、実はピアノはあなた一人でも既にアンサンブルしちゃってるんですよ。そう考えることが出来たら、毎日の練習ももっとうんと!楽しくなるんじゃないかしら?

ピアノは右手と左手のアンサンブル

ピアノを弾く時、右手と左手を合わせるのが大変でも、一人じゃないんだ!という喜び。音や気持ちを合わせる楽しさに溢れていることを思い出してみましょう。

ピアノは楽器の王様と言われるだけあってやはり凄い楽器です。実は、常に一人でアンサンブルをしているんですよね。右手と左手のアンサンブルです。

右手が常にメロディを奏で左手は伴奏に徹するスタイルの曲でも、メロディが右手ー左手と行き交うスタイルの曲でも、右手も左手も決して独りよがりではありません。常に相方(もう一方の手の動きや音量バランスや息使い)を、気遣いながらお互いを聴き合いながら奏でていくもの。

右手がメロディで左手が伴奏に徹しているなら?

右手がメロディを奏で、左手は伴奏に徹している曲ならば、左手は常に右手の歌を聴き、その歌い方に耳を澄ませるでしょう。そしてそれに相応しい、または縁の下の力持ち的に助ける音量バランスをとることを考えたり。左手は気遣いさんです。子供の後ろで動向を見守る親のよう?

メロディが両手を行き交うなら?

メロディが右手ー左手と行き交うような曲ならば、常に誰か大事な相手(恋人や伴侶、もしくは家族や友達)と会話をしているように、お互いの歌(メロディ)をきちんと聴いてそれに対して応えようと思うでしょう。これはまさに会話のキャッチボールと同じです。

その会話のキャッチボールは、時に喧嘩に発展する事もあるでしょう。一方が自分の話に興味を示さずにいるとしたら、興味をこちらに向けるよう努力するでしょう?そういうことを、演奏でもするわけですよ。これをアンサンブルと呼ばずして、何と言いましょう?

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お互いの話(歌)をきちんと理解するには、お互いが一体何を言いたがっているのか?と言う事を知らなければなりませんよね。ですから、そういう意味で片手ずつの練習は非常に重要だと思います。

人付き合いに例えて言うと、長年連れ添った夫婦や長く付き合っている恋人なら、そういう過ちに陥りがちではないでしょうか?「言わなくても、わかってるだろ」みたいな。言ってくれなきゃ、わからないよー!他人なんだからさー!です。あれ?(笑)

さぁ、皆さんもたまには既に良く弾けている曲を、改めて片手ずつの練習をしてみませんか?何を言いたいのかな? どんな気持ちなのかな?って、耳を傾けてみましょう。

音の読み違いや強弱記号の読み違い(記憶違い)も発見してしまうかもしれませんよ!

荒井千裕ピアノ・サロンのご案内

今年のリサイタルは、サロン風に皆様との距離をぐっと縮めたい、もっと寄り添い合いたいと思っています。

毎年好評の「お話と映像とピアノ」のコラボレーションも、今回は「おんがくの絵本」としてバージョン・アップ!ドビュッシー没後100年の今年は、プログラムもドビュッシーの作品づくしです。

2018年9月2日(日)15時開演

東京南麻布のセントレホールにて

演奏曲は「子供の領分」「沈める寺」「水の反映」「運動」「葉ずえを渡る鐘の音」「2つのアラベスク」「もう森へは行かないの様相」「雨の庭」。

チケット代は以下の通りです。

  • 一般:4,000円
  • 中・高校生:3,000円
  • 小学生:2,000円

ご予約はこちらをクリックして開かれるページで承っております

セントレホールでお会いしましょう!

ピアノは一人二役!両手のアンサンブルのまとめ

  • ピアノは右手と左手で別のことを奏でなければならないけれど、一人二役だと思って楽しんじゃおう!
  • ピアノは右手と左手の動きや歌が違うからこそ、1人で両手でアンサンブルを楽しむことが出来る!
  • 両手のアンサンブルは、まるで友達や恋人・伴侶との会話。会話をうんと楽しもう!

来る日も来る日も黙々と練習に精を出すのは悪いことじゃありません。だけど日本人って頑張ることにまっすぐになりやすいから注意が必要です。精神的に追い詰めるような練習を重ねることに、本当に意味があるのか、考えてみれば本当はすぐにわかることでしょう。練習は目的意識をはっきり持たなければただの時間の無駄でしかありません。

右手と左手が違うことをするから「弾きにくい」のではなく、その「違うこと」を味わって楽しむほうへ意識をシフトしませんか?あなたと全く同じ考え方・同じ表情・同じ仕草をする人が目の前に表れても、面白いと思えるだろうか?自分にないものを持っている人が目の前に現れるから、その人に興味を持ったり惹かれたりするんじゃないかしら?

ピアノを弾くこと・練習することは、人様とのお付き合いと同じだと考えてみましょう。

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