アーティキュレーションとは、音と音の繋がりがどうあるのか?という関係を示す記号。

例えば「どれみ」という音の流れがあったとします。その時、その「どれみ」の3音には音をつなげて弾く「スラー」が付いているのか音を切って弾く「スタッカート」が付いているのかというようなもの。

スラーが付いているとしても「どれみ」の3音に付いているのか「どれ」だけに付いていて「み」には付いていないのかもしれません。もしスタッカートが付いているとしても3音全部に付いているのか、どれか1音だけに付いているのでは表情は変わってきます。もしそのスタッカートにアクセントや強弱記号も付いているとしたら?

そんな細かな表情を表している(表す)のがアーティキュレーション。そのアーティキュレーションについて今日は考えてみましょう。

楽譜に書かれている事を正しく理解する事がピアノ上達の第1歩

楽譜に書かれている事を正しく読み取って理解することが出来れば、それだけでその音の・そのフレーズの性格がわかります。例えば次の画像だと

ショパン「英雄ポロネーズ」から

上の画像の出だしの「4分音符」は、その長さを十分に保ってみましょう。「fz」フォルツァンド(その音を特に強く)が付いている事も忘れないで。その「強さ」とはどんなものなのかも想像してみましょ。この音が「Maestoso」を作るのですから。そしてこの先、

ショパン「英雄ポロネーズ」から

こうなります。

16分音符フレーズの果ては、「8分音符スタッカートと休符+8分音符スタッカートと休符、そして4分音符でスラー」で、次の音に繋がります。ここまでで一つですから、その間でぶつ切れにならないように。一つ目の8分音符で終わりではありません。

例えるとこんな感じでしょうか。

  • 一枚目の画像の第一音=4分音符で「用意」
  • 続く16分音符フレーズは「序走」
  • そして二枚目の画像の二つの8分音符スタッカートは、三段跳びや走り幅跳びでの踏み出し(ホップ?ステップ?)のようなもの。
  • 最後の4分音符スラーでは身体を大きく反るようにして、着地する。

ちょっと違うかもしれませんが、それぞれの音のアーティキュレーションの意味を想像してみるといいですね。

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全然違うのか?どう違うのか?その違いを考える

次の画像も同じです。全然違うわけではありませんよ。

ショパン「英雄ポロネーズ」から

画像の左手ですよ。

ショパン「英雄ポロネーズ」から

あ!ここ、スタッカートだから飛んで、あ!次こっち(オクターブ上)か!じゃなくて、ね♪

ただ書かれている音とアーティキュレーションをそのまま弾くのではなく、それがどうしてそうなっているのか?考えてみましょう。想像してみましょうね。

アーティキュレーションが変化する意味を考える事のまとめ

  • 楽譜に書かれている事を正しく読み取るのが第1のポイント
  • 正しく読み取ったらそれをちゃんと理解するようにするのが第2のポイント
  • 何故そのようなアーティキュレーションになっているのかを考えるのが第3のポイント
  • 理解して考えたら、それをどのようにピアノで演奏するかはあなた次第

楽譜に書いてあるからそう弾くのではなく、あなたがそれをピアノでどう弾くか考えることが、あなたを成長させますよ。

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