ピアノを弾いていて「もっと大きく」「もっと明るく」「もっともっと!」を言われた経験はありませんか?

「もっと○○する」という強弱の変化や表現上の変化、そしてその幅は音楽を奏でる上で欠かせないもの。でも、その変化はどうやって付けていくのでしょうか?精神論・根性論では説得力ないですよね。

ブルクミュラー「おしゃべり」から

じゃあどうやったらいいのか、そんな事を考えていきましょう。

気持ちが上向きの時、どうピアノを弾いたらいいのだろう?

意気揚々と、気持ちが上向いてニッコニコで終わる。嬉しいことがあって、顔はくしゃくしゃな笑顔で、降り注ぐ太陽の光を浴びているような情景。

もしあなたがそんな情景をイメージするなら、そういう音にしてあげたいよね♪

じゃあそれはどんな音かって言うと、ニッコニコで上向きな気持ち童謡に空を見上げたり、大好きな人の顔を見上げたり、そんな漢字。つまり、音を上に飛ばしてあげるんだよ。

ではね、そんな風に音を上に飛ばすには、どうしたらいいんだろう?

音を上に飛ばす方法

では、ニッコニコな表情で上向きな気持ちを表すように、ピアノで音を上に飛ばす方法を考えて・探って・実験・体感してみましょう。

ではね、まず試してみましょう。

あなたが上向きにしたいと思う音をピアノの鍵盤で打鍵したら、打鍵したところで終わりにしない事。

まずここが第1条件です。

大丈夫?打鍵するという動作はどういうものか、おさらいしてみましょう。

ピアノの打鍵の動作を再認識!

ピアノで音を出すための打鍵の動作を振り返ってみましょう。

あなたが「音を出そう」とする時、鍵盤に向かって指を落とすでしょう。手を・腕を落とすでしょう。

鍵盤が下がるから鍵盤の向こう側に繋がっているハンマーが弦に当たって音が鳴る。

はい、とっても簡単な説明で、もしかしたら問題があるかもしれませんが、大枠ではこんな感じです。

ピアノの打鍵の動作での問題点を考えてみよう!

じゃあ、ピアノで音を鳴らすための打鍵(の動作)に、何か問題があるのかを考えてみましょう。

あなたはこの、ピアノで音を鳴らすための動作=鍵盤を下ろすために指を鍵盤に落とす・腕を落とす、というこの動作に何か問題や違和感を感じますか?

この時点では、あまり違和感を感じないのではないでしょうか。

では、この動作で出てくる音をもう一度よく聴いてみましょう。どう?その音の響きは、あなたが欲しかったものかしら?

常識・思い込みを取り払ってみよう!

さぁ実験です。音を上向きにしたいと思う音の打鍵と同時に、手を上げていく、のをやってみましょう。この時、打鍵した鍵盤に触れている指は鍵盤に付けたままで。

だけど「てのひら」の中で風船がふくらむように、手と腕を「ふんわり」と上げていく。この「上げていく」速度や腕の緩やかさや、上げていく時に意識する体の部位(てのひらの内側か甲側か、手首なのか肘なのか腕なのか肩なのかなど)についても、いろいろ試してみましょう。

コツは、決して打鍵したまま、手を落としっぱなしにしないコト。

今日の音楽*ドビュッシー「アラベスク第1番」

さてティブレイク。本日のピアノ動画は、ドビュッシー作曲の「2つのアラベスク」第1番。ドビュッシーの人気ピアノ曲の中では「月の光」に次ぐ人気の高さのように思います。

ファンタジックなこの曲は、私も大好きで何度も人前で演奏する機会が。と同時に、大人子供問わず、何人もの生徒たちのレッスンで見てきました。

その人その人が紡ぐこの「アラベスク第1番」の世界観。どれも素敵でした。これぞ正否のない世界です。あなたも今日、この曲に触れてみませんか?

気持ちが上を向いているなら、ピアノの音も上向きにしてみよう!のまとめ

  • まず、どうしたらいいのか考えてみる
  • 普段あなたがどう打鍵しているのかを再認識しよう
  • ピアノを打鍵する時の問題点がないのか探ってみよう
  • 打鍵する時に意識する体の部位をいろいろ変えてみよう
  • 常識や思い込みは一度横に置いておこう
  • 気持ちが上がるのなら、音を持ち上げてみよう
  • どのように持ち上げるのか、体の部位や意識のポイントをいろいろ変えて体感してみよう

よーく耳を澄ませて聴いてごらん?ほら、音が上がっていくのが聴こえるよ!

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