2020年4月5月のピアノレッスン受付中

2020年4月と5月のレッスンは以下の通りです。

4月18日(土)25日(土)29日(水・祝)
5月2日(土)〜6日(水)16日(土)17日(日)

既にご予約で埋まっている日や時間帯もございますので、お問い合わせ下さいね。

ご希望の方はこちらをクリックして詳細ページをご覧くださいね。

ピアノで伸びゆく音を味わうと何が変わるのか?推進力を出す方法とは?

あなたがピアノを弾く時、伸びる音、例えば2分音符とか全音符って、打鍵したらそれで終わっていませんか?え?それじゃダメなの?って?

どうしてその音は伸びる音なのでしょう?その伸びを、味わってみませんか?味わうとどうなるのか?体験してみませんか?そして、推進力を出すにはどうしたらいいのか、お話してまいります。

ピアノで伸びゆく音を聴かないと、大事なものは伝わらない

ラヴェル「プレリュード」より

問題は、画像1小節目の付点4分音符と、2小節目の付点2分音符の音。そして画像2段目は、左手の2分音符の音のことです。

これらの音を、「あなたが」聴き続けてあげなければなりません。「聴く!」「その音の最後まで、聴き届ける!」という意志を持って聴かなければ、その音はカンタンに消えてしまう。ピアノの音は、打鍵した後、減衰していくからね。次の音へ向かっていけなくなっちゃうよ。(もちろん、聴く・聴かせるための打鍵法がありますが、文章だけでは難しいので、ここでは省きますね。こういうことは、レッスンで対面で体感して頂いています。)

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どんな音にも、無駄な音はないの。ただし、役割はいろいろです。そして、その音が持つ意味や気持ち、そしてその音の方向性がどうなのか?ということは、それを弾く「あなた(わたし)」がその音を「弾く前から聴く」→「聴き続ける」→「聴き届ける」。それなしには、聴いてくださる方には伝わりません。絶対に、伝わらないよ。

ちゃんと、聴いてくれる人に、伝えるように考えて聴いて弾こうね。

使用楽譜はこちらです。ラヴェル「プレリュード」イ短調

響きの違いを、味わおう!

リスト「軽やかさ」から

左手の低音部から始まる「どーーーシドレファソらーー」、これを受けて続く

リスト「軽やかさ」から

右手の内声・中音域での「どーーーシドレファソらーー」は、よく似ていますね。でも、違うの。違うことがあります。

  • 音域が違う
  • 「レファソ」の「ファソ」、1回目は上がっていくけれど、2回目は下降する
  • 最後の「ラ」が変化する(半音上がる)

この「ラのフラット」と、ナチュラルが付いて半音上がった「ラ」の、響きの違いを、うんと味わいたい。

もっと聴いてね。うんと聴いてね。あなたが感じることが、大事なの。先生が言ったからじゃなくて、あなた自身が感じることを大事にしようね。

使用楽譜はこちらです。リスト「軽やかさ」はこちらに収録されています。

音の方向が同じものでグルーピングすると、あなたのピアノ演奏に推進力が出る

ベートーヴェン「悲愴ソナタ」から

この長い8分音符フレーズで、どうやったら推進力を出せるでしょうか?

もしもあなたが拍を感じすぎて「レファレド」「シファレド」「シファレド」「シレシソ」「ラシラソ」「ファラファミ」・・・と真面目に弾いてしまったら、何が言いたいのかわからなくなります。

いえいえ、真面目が悪いわけではないんですよ。真面目とか頑張るとかは、良いことです。ただ、このフレーズは、拍ごとにオシリ振って行進するわけじゃ、ないのですね。では、どうしたらいいでしょう?

長いフレーズはグルーピングすると推進力が出る!

「グルーピング」とは、捉え方のことです。

「ファレドシ」「ファレドシ」「ファレドシ」「レシソラ」「シラソファ」「ラファミレ」・・・と、捉えていくのです。すると、音の方向性がはっきりしてきますよ。

その音は、どこに向かっていくのか?って、とても大事。もちろん、曲によりフレーズにより、いろいろですよ。

推進力を出すには、音の方向を見てグルーピングすると、いい!

今日のピアノ動画*リスト「軽やかさ」

これは、2011年5月19日に香港のアニエスベー・ホールで開催された「東日本大震災チャリティ・リサイタル」のプログラムの一つ。準備期間が2ヶ月しかなかくて、ストレスとプレッシャーが半端なかったですが、香港在住の方々が日本の被災地を想ってくださった気持ちが本当にありがたかったです。

ピアノで伸びゆく音を味わうと何が変わるのか?推進力を出す方法とは?のまとめ

  • ピアノで伸びゆく音を聴くには、あなた自身が聴く!と強く意識し続ける事が必要
  • 同じ音が繰り返される時、半音変化する時、その響きの変化を味わってみよう
  • 推進力を出すには、音の方向が同じところでグルーピングするのがコツ

さぁ、あなたもあなた自身が出す音にもっと愛着を持って豊かな音楽を作りませんか?

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