ピアノの響きの伸びを、最後まで味わおう!

今日のお話は、今日だけで流さないでね。この1年間、いつも気に留めて音楽と向き合う事が出来たら、あなた様の「聴く力」は増し、「演奏力」と言うより、「音楽力」は深まるでしょう。

どなた様にとっても、もちろん私にとっても、永遠に続く大きな課題の一つです。

それが、「響きの伸びを、最後の最後まで味わう」と言う事。

上の画像の、赤い丸の部分です。

この曲に限りませんが、このように、小節の終わりが「伸びる音(伸ばす音)」だったり、「タイで次の小節まで響きが伸びる音」の場合は、本当に注意が必要。ちゃんと最後の最後まで味わっている人は、そう多くありません。

ピアノ独特の問題?

これはピアノだから起こる問題なのだろうか?

例えば弦楽器なら、ボウイングで、最後の最後まで弓を使い切って響きを味わう、という感覚もあるでしょう。

例えば声楽や管楽器なら、吐き出す息が、途絶える最後の最後まで、音を出している振動を感じ続ける、という感覚でしょうか。

でも、ピアノはポンと打鍵したら、そこで終わってしまうと言うのか、その後を気にしない、無意識でしかない、というケースが多い。それは、そのまた次の音へ意識が行くから、次の音の打鍵への準備に動いてしまうから、という事も原因の一つです。

是非、今年は自分が発音した響きを、最後まで味わう訓練をしてみましょ。

ポイントは、だらだら続けて弾かないコト。1フレーズごと、止まってみるのも、ひびきの伸びを聴く良い訓練になります。その響きは、どこへ向かっていくのだろう?どんな方向へ?

実際、目の前からポ〜ンと放たれた響きは、そのまま真っ直ぐ上がって行くのだろうか?それとも、正面の向こう、遠くへ飛んで行くのだろうか?いやいや、右側へ広がっていくのかな?自分の全身を包み込むように増殖していくのかな?

それとも。トン、ドン、と落ちてしまうのだろうか?

響く音の作り方

響く音を作るのは、最後まで響きを聴き届けようとする姿勢から。

あなたが打鍵したその音は、気持ちの良い音なのかどうか?という耳を育てるためにも、是非、自分が出す音を、もっと良く聴いてみましょ。

今日のピアノ動画*ドビュッシー「月の光」

さてティブレイク。この記事の題材となったドビュッシー様の「月の光」をお送りします。

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