ピアノを弾く人たちにとっての1番の問題は何だと思いますか?

それは、自分が出す音を「聴く」こと。ピアノは鍵盤を打鍵すれば発音します。音程も、調律されているピアノでは自分で(弾きながら)変える事は出来ませんから、音への意識が薄いのは仕方ないのかもしれませんね。それに、ピアノは実際に弾く事=技巧が難しいフレーズも多い事から、自分が出す音へ無頓着になりがちなのかも。

でもね、あなたの音楽をあなたは目の前の人に聴いてもらいたいのではないでしょうか?聴いてもらいたいなら、まずはあなた自身がちゃんと向き合って聴いてあげなきゃね。本当にどんな音を出しているのか、自分で知るために、意識して音を聴いてみませんか?それこそが、ピアノ上達のコツですよ。

意識して自分が出すピアノの音を聴こう!

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ピアノに限らず、音楽を演奏する時も 聴く時も・・・それがBGMであっても、意識するか無意識のうちかを問わず、私たちは「音(音楽)」を聴いていますよね?

自分で「聴こう!」と思った曲であっても、また自分の意志を問わず、勝手に耳に入ってくる町中の(お店などの)BGMもそうですが、始めから終わりまで集中して聴いていることは、殆どないと思います。

或は、はじめは「意識して聴くぞ!」と思っていても、気づいたら他の事に夢中になっていたり家族に邪魔されたり(何か言いつけられたり)そうこうするうちに、時間だけが過ぎてしまって「あれ?私は何を聴きたかったんだっけ?」となってしまう。

では、自分が発信する音はどうなのでしょう?

「聞く」ではなく「聴く」

多分、殆どの方々が「私は自分の音をきちんと聴いている」と思っているだろうと思います。私は、ずーーーーっと!そう思っていました。でも、それは実は まるでBGMのように、ただ音の洪水が頭の中を右から左へと、通過しているに過ぎなかったのでした。

何故気づいたかと言いますと、それはもう、現在の師匠が初期の頃、何度も何度も私の両耳を引っ張って(虐待ではありません!)

「こので!聴くんだよっ!ほらっ!この音を!!!」

と、「本当に自分が発する音を聴くとはどういうことなのか?」と、しつこくしつこく教えてくださったからです。それを自覚できるようになるまでには、数年かかりました。思い込みや長年体に染み付いた習慣とは恐ろしいものです。

今は「あ!今私、この音を出す前から聴いていなかった。だから不用心な音が出てしまった」と、すぐ気づきます。

「聴くこと」を意識しないで弾いていた頃は、「どうして私は弾くたびに出てくる音が異なるのだろう?」と思っていたの。別の先生にも「あなたは、とても良い音で弾ける時とそうじゃない時とがあって、本当にその時で違うのね。自分でどうやって音を出しているのか、理解していないからよ。」と言われました。

自分が出したい音を発音する前に想像し、その音を出すための指令を脳から体の各筋肉へ発動するという事が必要だ、ということが今ひとつよくわかっていなかった=体の使い方や呼吸による、コントロールの仕方がわかっていなかったのです。

ピアノで「聞く」を「聴く」に変えていく方法

まず最初に、曲を通して各セクション・フレーズの中での、重要なメロディを聴き続けることから始めてみましょう。曲の始まりや再現される部分などは、わかりやすいですよね。でも「うん、わかってるわかってる」と、流してしまっていませんか?敢えて!意識して聴いてみましょう。

次に。音が多くなるセクションがあると思います。速い音符が多くなったり、盛り上がるところね。そういう所は、弾くことだけ=それら全ての音を「つかまえる」ことに必死になってしまいますよね。無意識のうちに必死になっているでしょう、弾く事だけに!でも、そこにも素敵なメロディがあるんです。気づかないことも多いでしょう。

私も何年も弾いて来た曲であっても、何年も経てからようやくうわわ!こんなところにメロディがあったのね!と気づいて冷や汗流しつつ、嬉しくなることが。

だからもう一度楽譜を、音を読み直して探してみましょう。そして、弾く時には、その音と音のつながり=メロディを意識して聴いてみましょう。きっと それだけで一段階レベルアップ!素敵な音楽になりますよ。

ピアノで聴く耳を育てる方法

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右手だけなら、キレイにレガートで弾けるの。左手はベースが保持音。保持することを意識していると、保持音が変わる時に手が浮く。左手が浮くと、右手も つられて浮いてしまう。すると、歌が切れ切れになるのよね。

レガートで弾いている つもりなのだけど。弾いているつもりでしょ?でも、切れているよ。それをね、よく聴くように。それだけでいいから。他の注意は今週はいいから、それだけを気をつけておいで。と言い渡したのが、前回のレッスンのこと。そして今回のレッスン。

はじめの1フレーズ以外は、見事に「繋げられ」ました。よく気をつけてきたね!大分良くなったよ!と言えば「だけど、1回目だけ 切れちゃったの」とMちゃん。スゴイ!ちゃんと 自分の耳で聴けるようのなったのね!!!スゴイ!スゴイ!

ピアノで聴く耳を育てるには、興味を持ってもらうことから。どうやったら自分が出す音に興味を持てるかは人により、曲により違うかもしれません。いずれにしても目の前の人と向き合う事で見えるものはありますよね。

今日のピアノ動画*ショパン「プレリュード」Op.28-20

ティブレイクです。今日はショパン様の「プレリュード」Op.28から第20曲をお送りします。

さぁ、今日はどの曲と向き合ってみましょうか。どうやって音を聴きましょう?

意識して自分が発する音を聴く!ピアノ上達のコツのまとめ

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  • ピアノ上達のコツは、自分が出す音を「聴く」事から
  • 「聞く」と「聴く」の違いを理解出来たら大きく前進です!
  • ピアノで聴く耳を育てるには、音に興味を持つこと

深く楽譜を読む事とは、ジグソーパズルをやるのと同じような、楽しさ・わくわく感があると思っています。時にイライラしながらも、謎が解けた時、突然発見できた時、そしてそれらを音に表した時は、一人にやけつつ幸せ~に。

是非あなたも意識して、音を聴いてみてくださいね。自分の音を聴けるようになったなら、これから もっと楽しくなるしもっともっと伸びていきますよ♪

自分が出す音を「聴く耳」を育てる事は、本当に大事。大人になってもずっと、課題だもの。さぁ、聴く耳を育てて参りましょう!それこそが、ピアノ上達のコツですよ。

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