ピアノを弾いていくと、次第に和音が増え、それがオクターブへと広がっていきます。しかし身体が成長しても手が大きくなっても、オクターブが届かないことも。(逆もあります。手は小さくてもオクターブが届く人もいっぱいいます)

さて、今日はピアノでオクターブが届かなくても出来る事があるということ、そしてオクターブが届く場合のオクターブでの音階を弾く時のちょっとしたコツについてお話しましょう。

ピアノでオクターブが届かなくても、出来る事はある!

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今回の問題は、画像の右手です。問題は「シラ#シ シ(オクターブ上)」。

その前の小節は「レミレ」「ド#レド」と、同じ音程の動きをしています。つまり「二度音程で上がって降りる」という動き。だから、指遣いも「232」「232」と、シンプルに使えます。だから続く「シラ#シ」でも、同じように「323」と指を遣いたくなるのでしょう。ところが!「シラ#シ」の次は、オクターブ上の「シ」なのです。

これをオクターブが届かなかったり、広げるのもギリギリのお手手で「シラ#シ」を「323」で弾いてしまうと、オクターブ上の「シ」が、遠い遠い(泣)。そりゃ、切れて当然です。それ、手が小さいとかオクターブが届かないとか、それ以前のお話。オクターブを、「1と5」で届かないのに、「3と5」で届いたらビックリポン!

もう一度この画像を見てみて下さい。この楽譜はご丁寧に「シラ#シ」の指づかいを「321」にしたらいいよ~!って教えてくれています。

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オクターブが「1と5」で届かなくても、手を柔らかく広げてあげれば(決して突っ撥ねないで)、ジャンプする事なしに優しく移動できますよ。安易に飛ばない事に注意してみましょう。

ポイントは、手を柔らかく広げる事。そして横移動ですよ。

これをいつも意識して弾いているだけで、「てのひら」は、どんどん広がるようになります。

オクターブが届かなくても、諦めない。まだ、出来る事はあるのだから。

ピアノでオクターブでの音階を弾く時の、ちょっとしたコツ

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ピアノでのオクターブ・フレーズは、ちょっとツラい・厳しいと思う方が多そう。かくいう私だって簡単な事ではありません。

ただ8度音程での移動でも、音程が跳ぶ時や、8度音程の中にも音がある重音の時となると、手指・てのひらの事情は変わってきますね。指/手が開く具合は、人それぞれですから。

それでも、もし、あなたの手/指が、黒鍵のオクターブで「1」の指と「4」の指を使えるようでしたら、是非!使ってみましょう。(「3」も使えるなら、もっとラクになります)

オクターブ・フレーズを「1」と「5」の指だけで弾き続けるのは、かなりしんどいです。でも、そこに「4」の指を混ぜられれば、かなりラクになりますよ。音階・半音階にしろ、黒鍵を含む時は「4」の指も使う(混ぜる)のは有効です。

今日のピアノ動画*ショパン「プレリュード」Op.28-21

ティブレイクです。今日は、ショパン様の「プレリュード」Op.28の第21番。

今日も良い1日でありますように。

ピアノでオクターブが届かなくても出来る事はある!オクターブでの音階を弾く時のコツのまとめ

  • ピアノでオクターブが届かなくても諦めない!
  • オクターブが届かないからと言って、指遣いや弾き方を適当にしないで考え直してみよう!
  • オクターブ・フレーズでは、「4」の指も取り入れられないか試してみるのがコツ

ピアノでのポジションの置き換えも、打鍵の仕方の変更も、レーズの捉え方も、指遣いの思い込みにとらわれずに意識を転換するだけで、かなりやりやすくなりますよ。

是非、検討してチャレンジしてみてくださいね。ただし、無理は禁物ですよ。絶対に無理して手をつっぱるように広げるのはやめましょう。

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