心と体を楽にしてピアノを弾くピアノレッスン受付中❗

ピアノで和音の連打を音楽的に弾く方法

この記事は約4分で読めます。

ピアノを弾く上で、いくつかの音を同時に打鍵する「和音」というのは、美しい響きを放つもの。しかし、弾きにくさを覚えたり、打鍵にばらつきが出たり、またバランスを考える上でもやさしくはないのが和音かもしれませんね。

ショパン様の手型で和音打鍵を試みる?

今日はそんな和音を続けて弾く連打を音楽的に弾く方法について、お話します。

同音連打の向かい所を知っておく事が音楽的に弾くポイント

シューベルト「即興曲」Op.90-4から

画像の中で、右手も左手も同じ和音が3回続いているのがわかるでしょうか。こんな時、「あ!同じだわん♪ラッキー☆」と思ったあなたは要注意!

同じ和音が続いているからといって、全てを同じ打鍵にしては、音楽的にはなりません。その和音は、どこへ向かって行くのか?という事を知っておかねばなりません。さぁ、上の画像の和音はどこに向かって行くと思いますか?

この「どこに向かっていくか?」を知ることは、「拍感」に強く結びつきますよ。さぁ、考えてみましょうね。

和音の連打、終わりの音の打鍵を丁寧にするのがポイント!

ビーデルマン「大好きなワルツ」から

さぁ、上の画像の左手に注目してみましょう。第1拍はお休みで、第2拍と第3拍が同じ和音ですね。どちらも4分音符。つまり、音の長さは同じ。

このような場合、第3拍の打鍵で手が落ちっぱなしの音が伸びっぱなしになりがちです。でも、どちらも4分音符でしょ。音の長さは同じよね。それにね、第3拍で落としっぱなしにしてしまうとね、重くなっちゃいますよ。

このように同じ音が2音続く時の打鍵は、その2音で「1アクション」です。1音目(第2拍)の打鍵で、弾ませて手を上げてしまわないこと。1音目と2音目との二つ合わせて抜くように手を上げていきます。

右手は音が上がっていくのでクレッシェンド(だんだん大きく)ですが、左手は第3拍が強く、ではありません。もし、第3拍を強くしたいなら、きっとアクセント(その音を強く)が付いているでしょう。重たくしたいなら、きっとテヌート(その音を十分に伸ばす)が付いています。

手はね~、怠けやすいからね。ちゃんと言い聞かせるんだよ!

 

和音を限りなくレガートで弾く方法

和音をレガートで弾くのは、難しい奏法の1つ。ペダルを使ってレガートにする方法もありますが、ピアノ学習の最初は基本を押さえたい。実は単音フレーズのレガート奏法と、変わりはないのですよ。

この画像のように、1つめと2つ目の和音に同じ音が入っていると、「同音連打」になるので、レガートはかなり厳しい。しかし、それこそ単音ではないので、カバーできますよ。

1つめは「ラとド」。これを「3と5」の指でとります。
2つめは「ファとラ」。これは「1と3」の指でとりますね。「ドーーーラーーー」と、聴きたい。聴かせたい。

「ラとド」を弾いたら、先に「ラ(3)」の指を上げて、次の「ファとラ」の打鍵の準備をする。この時、決して「ド(5)」は離鍵しないこと。「ファとラ」を打鍵するまでは、「ド(5)」から指を離さない。

一瞬、重なる「時」がある。それがレガート。

もちろん、ゆくゆくは、ペダルを使ってレガートにする事も覚えますよ。ここで基本のこの弾き方を身につけなければ、一生、ペダルなしで和音のレガートを弾く事はできません。

指の腹が、鍵盤に触れているのを感じてね。鍵盤と仲良くしといて。

ピアノ動画*バッハ作曲「平均律第一巻第2番」BWV847

ティブレイクは、バッハ様の「平均律第一巻第2番」BWV847。

バッハ様の作品は、いつも自分の背中を正してくれるような気がしてしまいます。

ピアノで和音の連打を音楽的に弾く方法のまとめ

  • 和音の連打は、その音がどこに向かっていくのかを知っておくのがポイント
  • 和音の連打は、終わりの音をていねいに扱うのが音楽的になるポイント
  • 和音を限りなくレガートに弾くには、重なる時を意識すること

さぁ、あなたも今日から一つ一つを丁寧に、心をこめて。出来ることから一歩一歩参りましょう!更に音楽的に心豊かに演奏するために。

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました